人工登攀が楽しめる西丹沢の沢。
短い沢だが、手強い滝が連続する。
中川川水系 箱根屋沢 遡行記録
2016/4/25 日帰り 晴れ
遡行グレード:2級上
メンバー:ケーシ、他1名
シーズン初めは恒例の如く、丹沢の沢へ。
今回はアブミを使用した人工登攀の練習も兼ねて、箱根屋沢へ向かう。
箱根橋からスタート。
橋横に車を停められると思っていたが、封鎖されていたので少し戻った路肩に駐車した。
堰堤と滝が組み合わさった不思議な滝。ここを越えると…。
F1の10m滝。朝一なので念のためロープを出す。快適に直登出来る。
F1を越えると続くF2。2段7m滝で下段は堰堤のような整った形状になっている。
上部はシャワーを浴びながら突破。気温が高いので、シャワーが心地良い。
F3の9m滝。
ここは左から。階段状で簡単。
続けてF4 12m滝が出てくる。
右壁を登る。Ⅲ+くらい。
F5の2段10m滝はノーロープで。落ち口が少し難しい。
F6 8mは高さがあるので、ロープを出す。
落ち口付近は2通りルートを選べると思う。
F7の8m滝。水流沿いの直登は見た感じ厳しそう。
F7を真下から。オレンジの残置スリングが垂れ下がっている。
左から巻き気味に登ることにする。出だしが難しく早速アブミ。
トラバースをして落ち口へ。
考えれば登れそうだったが、大人しくA0した。
ビレイ点から。フェルトだと結構怖い。
F7上はすぐに核心のF8となる。15mほどの高さでド垂直。
フリーで登るのは至難の業だろう。
真下から見上げる。右側に残置がベタ打ちされている。
登攀開始!適度なピン間隔と意外と効きが良い残置が続き快適に登れる。
落ち口へ抜ける部分の残置がグラグラで祈るように突破した。
F9の10m滝。ここも一筋縄では行かなさそうである。
ここもアブミで突破。
下部だけこなせれば後は快適。
終盤の渓相。
気の抜けない滝が続く。
平凡になった辺りで尾根に詰め上がる。
ここから大滝沢林道方面に下降し、駐車スペースに戻った。
コースタイム
8:00駐車スペース―8:10箱根橋―11:00 F8(人工登攀滝)―14:00尾根―15:00駐車スペース
装備
フェルトソール靴、30mロープ、カム、アブミ