奥秩父の沢

奥秩父の沢

奥秩父の沢

関東からアクセスしやすい山域で、初・中級者向けの沢が多い。
奥多摩・丹沢エリアからのステップアップに良いだろう。
奥秩父山塊は東西で地質が異なり、沢の印象も全く違うものとなっている。
東側は山深く水量の多い沢、西側は花崗岩の美しいナメで構成される沢が多い。

奥秩父の沢登り記録集

東側(飛竜山、大菩薩嶺など周辺)
多摩川水系
丹波川本流 3級 夏でも寒い程の泳ぎ沢。
丹波川 大常木谷 2級 深山幽谷の美渓。
一ノ瀬川本流 3級 第二ゴルジュの突破が難しい。
一ノ瀬川 竜喰谷 1級上 奥秩父入門。
荒川水系
大洞川 和名倉沢 2級上 静かな沢歩きが楽しめる。
西側(甲武信ヶ岳周辺)
笛吹川水系
東沢 釜ノ沢東俣 1級上 ナメが綺麗な歩く沢。
東沢 東のナメ沢 3級 長大なナメ滝の登攀が楽しめる。
東沢 東御築江沢 3級 東沢流域最難の沢。
東沢 ホラの貝ゴルジュ 3級 登攀力も試される泳ぎ沢。
東沢 鶏冠谷右俣 2級 滝がほぼ直登できて面白い。
東沢 鶏冠谷左俣 2級 鶏冠尾根の下山の方が大変。
西沢 七ツ釜五段の滝 ?級 全滝直登は難しい。

奥秩父の沢登り 関連書籍

・新版 東京起点沢登りルート100
10年ぶりにリニューアル、東京近郊の沢登りルート本の最新版!
渓相の変化などで入渓困難になってしまった沢が除かれ、旧版で紹介されていなかった沢が何本か追加されている。

・東京起点沢登りルート120
メジャーどころを抑えたルート本。
奥秩父、丹沢、奥多摩と東京近郊からアクセスしやすい山域の沢が載ってます。
載っている沢は主に初・中級者向けなので、ルート本最初の一冊にオススメ。

・東京周辺の沢
絶版なので新品は手に入らないが、関東近郊のマイナーな沢も載っている本。
難しめの沢はこの本で探そう。
ただし情報が古く、当時の遡行図と沢の状態が違うこともあるので注意。