西丹沢のマイナー沢。終始ゴルジュ地形でスラブ、ナメ滝で構成されている。
雪がついたこの沢は激悪だった…。
中川川 トリキ沢 遡行記録（中退）
2016/3/15 日帰り 晴れ
遡行グレード：2級
メンバー：ケーシ、シュカ、他1名
前日に関東の山々では南岸低気圧による降雪があったようで、
中止にするか迷ったが行けるところまで行くことにし、トリキ沢へ向かうことにする。
用木沢出合から舗装路を歩く。
奥に山が見えるが、一面真っ白(笑)。沢なんて登れるのか。
一回出合を通り過ぎてしまったが、無事に入渓地点に到着。
最初は堰堤越え。すでに雪がチラついている。
遡行開始！水が冷たい！
木に雪が付いて、景色は良い。
最初の滝らしい滝。
その後もナメ滝が続く。天気も良く案外大丈夫なのでは？と一安心。
ゴルジュっぽくなる。
滝上から振り返る。
核心のCS滝。なぜかボルトが連打されている。
アブミなどは当然無いのでフリーでトライ。ホールドが全て雪に覆われていて辛かったが、全員クリア。
その後のスラブ滝。
ここは右から登るが、フェルトに雪が詰まって凍ってしまい、まったく登れない。
右岸から雪の中を巻いていく。
小さく巻くつもりだったが…。
急峻な地形で沢に戻れなくなり、コンディションも悪いので撤退することに。
寒すぎて全員早く帰って温泉行きたいモード。
雪の乗った地味に悪い巻きをこなして行く。
フォロー登り中。最早何しに来たのか分からない。
計2ピッチ伸ばして安全地帯へ。足元は普通に沢タビなので寒くて死にそう。
右岸尾根を利用し、駐車場へ戻った。
今回はコンディションがかなり悪かったので、次回機会があればリベンジしたい。
コースタイム
8:00駐車スペース―9:00トリキ沢出合―9:30CS滝―10:50撤退開始―12:00右岸尾根―13:00駐車スペース
装備
フェルトソール靴、30mロープ、カム
