終始登れる滝が連続する鈴鹿の名渓。
見事な草原が広がる源頭部も見所。
宇賀川 蛇谷 遡行記録
2021/5/28 日帰り 晴れ
メンバー:ケーシ、シュカ
遡行グレード:2級
色々と用事を済ませたので、ようやくサワートリップ再開!
前日まで結構な雨が降っていたので、
水捌けが良く、手頃で明るい綺麗な沢が揃う鈴鹿の沢に行くことにした。
宇賀渓キャンプ場の駐車場からスタート。
ここの駐車場は有料で一日500円。駐車場を利用しない場合も環境保全協力金200円(一人当たり)が必要になる。
林道を終点まで歩いて写真の看板があるところから入渓する。
少し歩くと魚止滝。前日に結構な雨が降ったが、そこまで増水はしていない様子。
泳いで右壁に取りつく。
そのまま右壁を直上して落ち口へ。
滝上には美しい渓相が広がる。
しばらく進むと側壁が立ってきて、奥に迫力ある滝が見えてくると蛇谷出合に到着。
左の滝は宇賀川本流にかかる燕滝。
右の蛇谷に入る。
最初の滝からシャワークライム。気持ちいい!
続く滝は直登出来ず左のルンゼから巻く。
巻き中。根がしっかりしていて登りやすい。
続く連瀑帯。快適に直登。
途中で登山道と合流。ここから五階滝が始まる。
9m滝は釜を泳いで右壁を登る。
出合から滝が途切れること無く続いて面白い。
2条5m滝は中央から取りついて左側に抜ける。
中々手強そうな8m滝。右から登って途中で流心を跨いで左壁を登る。
スリリングだが、ホールドはしっかりしていて快適。
続く6mは左のバンドから登って落ち口へ。
シュカさんは右から巻いてきた。
連瀑帯の中にいくつかプチ廊下も出てくる。
8m滝は左から直登。落ち口に残置ハーケン有。
その上の3m滝はシャワー必須なので、巻き道を探るが…。
どちらも悪そうなので水線突破を決行。
激しいシャワーを浴びて落ち口へ。
5mCS滝は流木を上手く使えば直登出来そうだが、段々と体が冷えてきたので巻き。
左岸に明瞭な踏み跡有。
堰堤みたいな滝もシャワークライムを避けて左から巻いた。
絶え間なく続いた連瀑帯もようやく落ち着き、穏やかな渓相に。
と思いきや、まだまだ面白い箇所がたくさん出てくる。
二俣に到着。水量比は同じくらい。左に入る。
左俣に入っても滝が続く続く…。
いくつか滝を越えると優しい雰囲気の源頭部に飛び出した。
鹿さんに見守られながら草原を登って竜ヶ岳へ。
藪漕ぎ無しで登山道に出た。
大展望の竜ヶ岳で休憩して下山開始。
登山道を駆け下りて駐車場に帰還。短いながらも充実した内容の沢だった。
コースタイム
駐車場7:20―入渓7:40―蛇谷出合8:20―登山道合流地点8:30―二俣10:30―竜ヶ岳11:20―駐車場13:00
装備
ラバーソール靴、30mロープ