野湯に入れる草津の沢。
癒し系の初心者向けルート。
大沢川 毒水沢 遡行記録
2022/9/6 日帰り 雨
メンバー:ケーシ、シュカ
遡行グレード:1級上
8月は色々な事が重なり、いつの間にか沢に行かず一ヶ月が経過してしまった…。
これではマズイということで台風が迫る中、久しぶりに好天予報が出たので草津方面に出かける。
現地に着くと曇り…というか濃霧。しかも小雨もポツポツ降っている。
天気予報が全く役に立たん。
重い腰を上げて温泉目指して歩き始める。
車道を歩き登山道へ。
雨が降り、日が出ていないのにも関わらず、蒸し風呂のように暑い。1時間ほど歩くと…。
入渓地点に到着。
遡行開始。相変わらず濃霧。景色はいまひとつだが、快適なナメ歩きが続く。
小滝が徐々に出始めると…。
この沢最大の大滝が出てくる。右から簡単に巻ける。
大滝上は連瀑帯。軽快に登って行ける。
奥に煙が立っている?近づいて見てみると…。
野湯発見。ここは熱すぎて無理だった。
この後も何ヶ所か湯が沸きだしているポイントがある。
丁寧にマーキングしてあるので、見逃すことはないだろう。
遡行継続。
再び野湯ポイント。ここも熱すぎてそのまま入れず。
沢水で中和出来るアイテムがあれば快適に入れると思う。
野湯上の滝は左からシャワーを浴びて登った。
折角温まったのに沢水を豪快に浴びて余計寒くなった。
その後は濃霧の中、平凡な渓相を進む。
唯一出てきたゴルジュ。右から簡単に巻ける。
もう野湯ゾーンは終わったのか?残念な気持ちになりながら登山道を目指して歩いていると…。
まだ出てきた!しかも温度は適温。至る所に浴槽が点在している。
快適な天然温泉は思ったよりも上部に存在していた。
野湯を楽しんだ後はそのまま沢を詰めて登山道へ。
ここから濃霧の中、虚無下山で活動終了。生憎の天気だったが、野湯に入れて苦行感が緩和された。渓相も良かったので、晴れた日はきっと素敵な一日になるに違いない。
火山活動レベルによっては入れないことがあるので注意。
コースタイム
駐車場7:30―入渓8:30―登山道10:50―駐車場13:00
装備
ラバーソール靴、30mロープ