四国の沢

赤石山系 西種子川

日本百名谷でもある四国の秀渓。

明るいプチゴルジュが続く綺麗な渓相が魅力。

国領川 西種子川 遡行記録

2019/6/6 日帰り 晴れ

遡行グレード:2級

メンバー:シュカ、ケーシ

四国に到着して一週間経ったが、天気が安定しない。 ようやく一日晴れるということで、まずは日本百名谷の西種子川へ行くことにする。

西種子川(西谷川)沿いの林道から車でアプローチするが、路面状態がかなり悪い・・・。 パンクしないか肝を冷やしながらも、無事に魔戸の滝の駐車スペースに到着。 入渓準備をして出発!


登山口から5分程で魔戸の滝だ。 とても登れそうにないなぁ。

遡行図では魔戸の滝ゴルジュの途中に下りることになっているが、あまり濡れたくないのでゴルジュの先から入渓する。 看板を目印に、踏み跡を辿って沢へ下る。

 いよいよ遡行開始。 さすが百名谷、かなり綺麗な渓相だ。

ずっとプチゴルジュという感じだが、陽が当たるので明るい雰囲気。

 小滝を巻いたり登ったりしながら越えていく。 一段と川幅が狭くなると、その先に20m大滝が見えてくる。

直登は難しそうなので、大滝の右から巻くことにする。

意外と深い淵をひと泳ぎして滝下へ。 ヌメヌメで一段上がるのに苦労した。

大滝上も滝場が続く。 大きい滝は出てこないが直登できないものが多く、巻き巻きだ。

 突然異様な雰囲気のCS滝が現れる。 誰かがガイコツ岩と名付けたそうだが、確かにそれっぽい。

 所々腰まで浸かりながら進む。 気温が高いので、水から上がればそんなに寒くないのが救い。

逆相ツルツル小滝。 右から簡単に巻けるが頑張って突破。

綺麗な釜を持つナメ滝。 一瞬泳いで取り付き水流左から登ったが、ヌメヌメで悪い。

特にこれといった見所は出てこないが、綺麗な渓相が続いて癒される。

川幅が広がりゴルジュが終わる。 いくつか小滝が出てくるが、沢は概ね平凡な渓相になる。

上まで詰めず、左岸に石積が見えたところで遡行終了とした。
このまま左岸の登山道から下山するが、林業用?の道が交錯していて分かりづらい。 GPS様様である。

沢の巻き道のような登山道を下山して駐車場に戻った。

コースタイム

駐車場7:50-入渓8:40-20m大滝9:20-遡行終了12:10-駐車場14:10

装備

フェルトソール靴、30mロープ(未使用)