雪山・残雪期登山

八ヶ岳 阿弥陀南陵

雪山バリエーション入門!

とはいえ核心で結構緊張。

八ヶ岳 阿弥陀南陵 参考記録

2016/1/9 日帰り 曇りのち晴れ

メンバー:シュカ単独

舟山十路地ゲート前に駐車し、数時間仮眠。

 雪は多くなさそうだが、長丁場なので早出!
暗いうちから歩き始める。

 トレースばっちりで歩きやすい。
しかし樹林帯が長い・・・

ようやく立場山に到着。
ここまでの登りが結構きつい!

 青ナギは眺め良さそうなのに、ガスガスで全く景色が見えず。
うーん、残念・・・。


P1!
ようやく岩壁が見えてきてテンションが上がる。

 この辺りはトレースばっちりで、足場も安定していて特に問題なし。

 P1は左から巻いていく。

 P2!

P2も左から巻く。
雪が少ないためここまでサクサク。

 P3が見えてきた。

 核心が近づくにつれ晴れてきた!
P3は写真の真ん中あたりから左にトラバースし、岩峰の裏側にまわって取り付く。


P3の取り付きに向かう細いトラバース道。


こちらは岩壁直登ルート。
今回はルンゼから登るのでスルー。

ルンゼの取り付きまでもう少しトラバース。


核心部の取り付きに到着。
フリーソロなので気を引き締めて、いざルンゼに突入。


氷の状態が薄く不安定で、あまり刺さらないしすぐ欠ける!
あれ~、意外と難しいぞ・・・


一度でもミスったら谷底行きなので、慎重に登る。

 不安定な地帯を突破!
振り返るとかなり急。
上部はしっかり雪がついていて、だいぶ足元が安定する。

 もう少しでルンゼ脱出!
青空に励まされる。

 ようやく稜線に出た。
山頂まで残すは目の前のP4だけ!

 P4も左から巻いていくが、そのトラバースが結構悪かった。


狭いトラバースを振り返る。
岩が被り気味なのと切れ落ちているのとで、数歩だが緊張する。

 後は山頂に向かって適当に詰める。
最後はホールド豊富で快適な岩登り!

 登ってきた道のりを振り返る。
よく見ると、二人パーティが登ってきていた。

 山頂直下、最後の登り!

 阿弥陀岳山頂に無事到着!
しばらくの間、貸し切りの山頂を楽しむ。

ガスも晴れて景色が良く見える。
阿弥陀岳から見る赤岳カッコイイな。
冬の赤岳、まだ登っていないんだった。

富士山も綺麗に見えた。

ここで後ろから来ていた2人パーティも山頂に到着、親切にも写真を撮って頂いた!
前髪がバキバキに凍っている・・・笑

 さて、下山は御小屋尾根から。
また長い樹林帯歩きだ。

 後は帰るだけなので、綺麗な樹氷などを楽しみながらのんびり下山。

 コースタイム

舟山十字路4:30-立場山7:10-P1 8:30ーP2 8:40ーP3 9:00ーP4 9:50ー阿弥陀岳山頂10:20ー御小屋山12:10-舟山十字路12:50