中央アルプスの沢

中央アルプス 細尾沢

百名山の木曽駒ケ岳に突き上げる沢。

千畳敷方面とは対称的に静かな沢歩きを楽しめる。

正沢川 細尾沢 遡行記録

2014/8/2-3 1泊2日 晴れ→雨/曇り→晴れ

メンバー:ケーシ、他4名

遡行グレード:2級上

夏の休みを利用してアルプスの沢へ。


休業となっているスキー場の駐車場に車を停めてスタート。


入渓地点へと向かう。分岐には沢登りコースの看板がある。


入渓。


釣りをしながらのんびりと遡行していく。


川幅が大きいので、ルートを間違うと大変。


白い岩と水の青が美しい。


単調な渓相がしばらく続くと細尾沢出合。


スラブ状の滝が出てくる。右から登る。ラバーで来れば良かった。。


ハイライトの大滝が見えてきた。


物凄い水量。登れるらしいが、この水量ではリポD登攀になるだろう。


左岸の枝沢から巻く。


そのまま尾根に上がり、沢床へ下降。懸垂無しで降りられた。


大滝上は癒しの渓相となる。


快適に滝を登っていくと…。


雪渓が出現。結構薄いので巻き気味に越える。


50mくらいで雪渓は無くなっていた。


増水には耐えられないが、良いテン場を見つけたので本日の行程は終了。


焚火宴会をして翌日に備える。


翌朝、ガスガス…。


スラブ状の滝が続く。総じてヌメリは少なめ。


後半。またしても雪渓が出てきた。


上を歩けそうだったので、そのまま通過。


水も少なくなり、いよいよ源頭の様相。


なぜかサワタビが捨ててあった。しかも2人分。これは酷い。


最後は急な草付きをひたすら藪漕ぎで詰める。


山頂直下の登山道に到着。
物凄い登山者の数に唖然。山頂で記念撮影をしてさっさと下山する。


中央アルプスの稜線を眺めながら下山。と言いたい所だが、次第にガスってきた。


下山は福島Bコースを利用。
歩き難くはないが、とにかく長い!真夏日ということもあり、暑さでヘロヘロ。。

約5時間の下山で駐車場に帰還。
もうこのルートは下りたくないな…。

コースタイム

1日目
駐車場7:20―入渓8:10―細尾沢出合10:40―大滝11:10―テン場14:00

2日目
起床5:00―出発6:30―木曽駒ケ岳8:40―駐車場14:00

装備

フェルトソール靴、50mロープ