海から入渓する佐渡の沢。
入渓地点からは想像も出来ない景色が待っていた…。
佐渡 小河内川 遡行記録
2018/5/31 日帰り 曇りのち雨
遡行グレード:???
メンバー:ケーシ、シュカ、他1名
3連休が取れたので、離島の沢に行こう!ということで観光も兼ねて佐渡に遠征。
候補の沢はたくさんあったのだが、
その中でも辺クラ同人に載っていた秘境中の秘境と書かれている七ツ滝に興味を惹かれる。
調べていくと、どうやら小河内川という沢の奥に眠っているらしい。
時間があれば、ついでに滝も登って来ようということで翌朝出発する。
小河内川にかかる橋下から入渓。すぐ後ろは海。
しばらくは堰堤越えと単調な渓相が続く。本当に滝なんてあるのかという感じ。
しばらく歩くと滝らしい滝がようやく出てくるようになる。
積極的に水流沿いを進んでいく。新緑がとてもキレイだ。
ようやく魚止め滝に到着。ここは左を巻き気味に登る。
残置スリング(下降用?)があった。
それにしても、ここに来るまでに想像以上に時間がかかった。
あとどのくらいで着くのだろうか…。
滝上はきれいなナメが続いている。
魚止め滝からさらにしばらく歩くと、ようやく七ツ滝のF1.2が見えてきた。
ここは右側を巻いていく。
この辺りから雲行きが怪しくなってきた。お昼過ぎから雨が降る予定なので急ぎたいところだ。
F4も登れないので右岸の藪から巻く。この滝を登るとすごい景色が待っていた。
写真ではすべて収まりきらないF5.6.7。
F5は垂直に水を落として降り、最上段のF7が威圧的に鎮座している。
周りは絶壁に囲まれ、とても幻想的だ。
滝を眺めながら登攀ラインを探るが、この地点で既にお昼前と微妙な時間。
午後から天気が崩れる&翌朝のフェリーで帰らなければ、仕事がヤバい。。
どのくらい時間がかかるか先が読めないので、滝は登らずにここで遡行終了とする。
登るならF5は右岸巻き、F6は水流右、F7は水流左といったところか。
またここに来る機会があれば登ってみたいと思う。多分もう来ることは無いが…(笑)
アプローチがかなり長いので、1泊2日もしくは早出で、時間に余裕を持って行かれることをおすすめする。
帰りは来た道を遊びながら下降。
入渓地点に戻ってきた。結局雨は降らず、午後はボルダーを物色して遊んだ。
コースタイム
7:00入渓地点―9:00魚止め滝―11:00七ツ滝(F5下)―13:00入渓地点
装備
フェルト靴、フラットソール、ロープ(50m×2)、カム