南アルプス・富士山周辺の沢

安倍奥 黒ん沢(黒沢)

全体的に優しい雰囲気がする沢。

一見癒し渓だが巻きは大概悪い。

ハイライトの七ツ釜の滝は見事!

安倍川 黒ん沢(黒沢) 遡行記録

2016/5/16 日帰り 曇り

遡行グレード:2級

メンバー:シュカ、ケーシ、他1名

黒ん沢沿いの林道終点の駐車スペースに車をとめ、沢に下りる踏み跡を辿り入渓。

 はじめての安部川流域!
吸い込まれそうな色の水だ。

 最初の釜の深い滝は右からへつっていくが、私には難しく結局泳いだ。
初っ端から全身ずぶぬれだ。

 釜の深い小滝が続く。
ちょこっと泳いだりしながら越えていく。

穏やかな渓相に癒される。


10m滝からはじまる下部ゴルジュは全て右岸巻き。


巻き途中から滝を見るが、登攀は相当困難そう。

 懸垂で沢筋に下りる。
一応残置ロープがあるが、途中で切れている。

 沢床に戻ると、奥に大きな滝が見えた。

深い釜を持つ綺麗な滝!
これも登れないので右から巻く。

 巻き終わるとまた深い釜と滝。
真夏に来たら飛び込みたいような釜だ。

 深い釜の滝が多い!

 左から取り付き直登。
私だけ雨具フル装備だったので、途中で水流を横切り右上するルートで。


七ツ釜!・・・七つ?
疑問は残るが美しい滝だ!

 2段目は左壁に残置ロープあり。

3、4段目は超スラブで登れる気がしない!

 右岸から巻いていく。

 巻き終わり、落ち口から振り返る。
スライダーしたら・・・さすがに怪我しそうだ。

 連瀑帯に入る。
どれも難しくなく、快適に直登できる。

 水流沿いに登っていく。
この先の12mCS滝は巻いてしまった。


最初に作業道と合流する地点で遡行終了とした。

踏み跡が途中でよくわからなくなった為、尾根にあがり登山道と合流した。

コースタイム

7:20 入渓ー10:10 七ツ釜ー11:40 作業道・遡行終了ー14:00 下山

装備

フェルトソール靴、30mロープ