奥多摩の沢

奥多摩 惣角沢

奥多摩でゴルジュ祭を開催!

下界は暖かいとは言え、さすがにこの時期の水線突破は地獄のように寒かった…

この沢の面白い所は全て下部に凝縮されている。

北秋川 惣角沢 遡行記録

2018/3/31 日帰り 晴れ

グレード:1級(下部ゴルジュを含めない)

関東では沢始めの季節となる3月。

普通の沢始めでは面白くないよねってことで、敢えてゴルジュ突破を選択。

しかし、この時期となると奥多摩か丹沢辺りだが…良い場所が中々見つからない。

そこでたまたまネットでヒットした
初心者も大丈夫そうかつ、すぐに逃げられて距離が短いこの沢をチョイスした。

駐車スペースに車を停めてスタート。

この付近には重要文化財 小林家住宅とかいう観光名所があり、人通りが多い。
小林家住宅の駐車場は基本的に駐車禁止なので、路肩に止めること。


入渓から5分ほどで下部ゴルジュ入口。

入口の滝は雨乞滝という名前がついている。ここがF1。


ちなみに右岸側には作業道?らしき道が整備されているので簡単に巻ける。


普段登らない滝を敢えて登るのがゴルジュ突破の醍醐味。

というかここを巻いてしまったら、面白い所無いでしょってことで
恒例のゴルジュじゃんけん。

右から取り付き、上部は中央に出て登る。


続くF2。F1ではシャワーを回避出来たが、ここは完全に水を被らないと登れない。

ここもじゃんけん勝者が先に取り付く。物凄い水圧で何回か弾かれていた。

案外ガバが多いので水圧に巻けなければ難しくはない。


どんどんチャレンジ。失敗する度に体力を削られるので注意。

F3は左から取り付く。ガバガバで簡単。

そして最後のF4。どうやらこのゴルジュの核心らしい。

滝の取り付きは簡単。しかしそこからホールド皆無でドボン。

自分の番が回ってくる。

足が滑って1回ドボンしたが、右のガバにデッドして、バランシーな登りで何とか登れた。

後続も粘りの末、上がってくる。フェルトだと足が限られるので中々厳しい。

この後はひたすら単調な沢を歩くが、つまらなすぎて途中で尾根に上がる。(笑)

後は登山道を使って下山。下山途中にあった小林家住宅を見学して帰った。

コースタイム

8:40駐車場―8:45下部ゴルジュ―11:20ゴルジュ終了―13:00登山道―14:00駐車場

装備

フェルト靴、30mロープ、カム、アブミ(未使用)