奥秩父の沢

奥秩父 丹波川本流

今年の泳ぎ沢はじめは、前から行きたかった丹波川本流。

平水(より少なかった?)だったからか、泳ぎも苦労せず楽しく突破できた。

ただし泳ぎっぱなしなので寒く、夏でも寒さ対策は必須。

多摩川水系 丹波川本流 遡行記録

2017/6/15 日帰り 晴れ

遡行グレード:3級

メンバー:シュカ、他1名

道の駅たばやまで前泊し、翌日車で丹波川沿いの記念碑のある駐車スペースへ。

 沢に下りてから10分程はゴーロ歩き。


丹波川ゴルジュのはじまりの淵!
少し進むとすぐに足がついた。

大きな釜の小滝は、釜を右壁沿いに泳いで突破。
そんなに泳がなくても、左からも登れそう。

犬戻り。左から右に水流を横切ってクリア。
右壁をヤツメウナギ泳法で行ってもよし。

 おそらく坊主淵?
右岸がホールド豊富なので、上手く使って突破。

 きた!手取淵!
ここが丹波川本流の核心らしい。
奥に白泡立つ淵が見える。


壁ホールドを使っても、平泳ぎでも、どちらでも進めた。

 いよいよメインイベントの手取淵のへつり。
左岸をへつっていくが、気持ちハングっぽくなっている箇所もあり、スピーディーにいかないと力尽きる。
探せば水中に結構スタンスがあり、思った以上に苦労しなかった。


渓流シューズの同行者は、細かい足場に乗るのに苦戦し惜しくもドボン。
やっぱ細かいところは沢タビ有利だな~。

へつり終わったこの辺りで待機。
意外と休めるくらいのスペースがある。
何トライかしたが、結局同行者は左岸から巻いてくることになった。

 桐木滝は左から登れそうだったので、泳いでとりつく。

意外とツルツルで登りづらい~!
慎重に突破。

ちなみに左岸から簡単に巻けます。

 太陽が当たって気持ちがいい。
陽が出ていないとちょっと寒い。


この沢は泳ぎの練習にもなるが、へつりの練習にもなる箇所が結構ある。
落ちてもドボンするだけだし、ステップアップには良い沢。

泳いで小滝にとりつくが・・・
見た目ではわからない変な流れがあり、引き込まれてグルグル回ってしまう。

 ヒールフックで脱出を試みる!
・・・が、無理だったので回り込んでお助けヒモで引っ張り上げて脱出。

 丸山入道淵。
右壁の方に上流側への流れがあり、楽~に泳いで行けた。

 監視塔を過ぎたあたりでゴーロ状になるので、ひとやすみ。

 すこし歩くと、丹波川本流と一ノ瀬川本流の分岐。
左へ進む。

 すぐに銚子の滝があらわれる。
左壁から登る。


水流から少し離れたところから、滝へむかってへつる。

 このへんまで来れば簡単。
スリップにだけ注意して慎重に突破。


銚子滝のすぐ上がおいらん淵だ。
これだけ離れているのに水しぶきが凄い!
これは登れないわ。

 さて、林道に上がって下山・・・
と思ったら橋がない。
う~ん、沢下降するかぁ~

折角登った銚子滝をクライムダウンし、沢を流されながら下降。
上がれそうなところで林道に上がったら、このトンネルの向こう側あたりだった。

コースタイム

7:20 入渓ー8:10 手取淵ー9:00 手取淵出口ー9:20 桐木滝ー10:50 丸山入道淵ー11:30 銚子滝ー12:10 おいらん淵・沢下降開始ー14:00 林道

装備

フェルトソール靴、30mロープ、ライトネオプレン上下、ライジャケ、テルモス