屋久島・離島の沢

屋久島 淀川中俣

屋久島の日帰り沢その2。 ほぼ癒し渓、ちょっとゴルジュあり。

荒川 淀川中俣 遡行記録

2019/4/9 日帰り 晴れ 遡行グレード:2級 メンバー:シュカ、ケーシ 昨日のビャクシン沢に引き続き、足慣らし的に日帰り沢に行くことにする。 淀川登山口に車を停めて出発。 淀川小屋を目指す。 登山道は整備されていてかなり歩きやすい。  30分程で淀川小屋に到着。 小屋のすぐ先にかかる橋から入渓!  またもや水の透明度が高すぎて、写真に写らないほど。 最初は少し深いところもあり、腿くらいまで水に浸かる。 滝はほぼ無く、穏やかな渓相が続く。 癒される~  この沢もポットホールが発達していて、面白い渓相になっている。 そして至る所が苔の絨毯。 これだけ綺麗に生えていると、なんとなく踏むのが申し訳ない。 なるべく踏んづけないように進む。 遡行開始から30分程で癒しの渓相から一変、ゴルジュ地形になる。 簡単に巻けそうだが、行けるところまで行ってみることにする。 はじめの3段の小滝は問題なく越えられた。  その奥は淵をもったCS滝になっていた。 ここは厳しそう・・・そもそも泳ぎたくないし・・・ 右岸に都合よく岩溝があったのでそこから巻く。  ゴルジュが終わると再び癒しの渓相になる。 すぐに左俣が出合う1410m二俣となる。  しばらく歩くと中俣・右俣を分ける1440mの二俣。 流れが細かったため、枝沢だと思って右俣に入ってしまう。  右俣に入ると淵を持つ小滝が現れたので、巻いて越える。  引き続き淵となっていたのでへつって越えた。 この小滝を越えるといやにボサっている・・・。 中俣はヤブも無く快適とのこと。 GPSを確認するとやっぱり右俣に入っていたので引き返す。  気を取り直して中俣へ。 パッとしないがボサっていないので快適。  しばらく進むとスダレ状の滝が出てくるので右から巻く。  まだまだ綺麗な淵が出てくる。 川幅いっぱいのナメになったかと思うと、再び淵状になったりと変化に富んだ渓相だ。  中俣のクライマックスは15m程のナメ滝だ。 ラバーソールのフリクションを活かして、左壁を登った。  濡れているところがやたらとヌメる。 フリーで取り付いてしまったが、ロープ出しても良かったかな。  滝を越えしばらくナメ床を歩くと、湯泊歩道に出た。 淀川登山口に下りるので、花之江河方面へ向かう。 途中で高盤岳に寄ろうと思ったが、往復に意外と時間がかかりそうなのでやめた。  花之江河に到着。 迷いやすいのかロープがはられていた。 あとは景色を楽しみつつ、整備された登山道をサクサク下山。

コースタイム

淀川登山口7:00-淀川小屋7:30-入渓7:40-ゴルジュ8:20ー間違って右俣に入る9:00-中俣9:20-15mナメ滝10:20-登山道10:30-淀川登山口12:30

装備

ラバーソール靴、30mロープ(未使用)