屋久島・離島の沢

屋久島 ビャクシン沢

屋久島の日帰りで遡行できるオススメ沢。

下部巨岩帯は面倒だが、上部の渓相が非常に良い!

心に残る一本になること間違いなし!

荒川支流 ビャクシン沢 遡行記録

2019/4/8 日帰り 晴れ

遡行グレード:2級

メンバー:シュカ、ケーシ

屋久島で初の沢登り。
シーズン初めの足慣らし&様子見ということで、日帰りで簡単なビャクシン沢に行くことにした。

 ヤクスギランドからアプローチする。
苔の橋を目指してしばらく遊歩道歩き。

 20分くらいで苔の橋に到着。
いよいよここから入渓!


苔と森が美しい!
屋久島の沢に期待がふくらむ。

 たまに水に浸かりながら進んでいく。
結構水が冷たい。

 天柱橋で再びヤクスギランドの遊歩道が横切る。

 水が透き通りすぎて写真にうまく写らない!
水が綺麗すぎて魚も棲んでいないそうだ。

 岩盤のいたるところにポットホールが見られる。
うっかり落っこちないように注意!

綺麗なんだけど、全然渓相が変わらず飽きる。

遡行開始から1時間半ほどで、ようやく小滝が出始める。

深い淵を持つ小滝。
南の島とはいえ山岳部の気温はまだ10度程度なので、泳がずに巻く。

 標高1220mぐらいのところに転がっている巨岩。

 一旦ナメ状になる。
この歩きやすさがずっと続けばいいのに。

再び巨岩帯に戻る。
こういう岩越えが地味に疲れる。

 段々と巨岩が少なくなり、ナメ床が現れるようになる。
これはそろそろか・・・?


3m程のナメ滝から、ついにナメ地帯に突入!
歩きづらさからようやく解放された。


雲一つない青空に、穏やかな水の流れ・・・
癒ししかない。

500m程ナメロードは続く。
このまま登山道に出られるというのだから、まさに天国のツメだ。

 ほどなくして花之江河登山道に出て遡行終了。
多少ボサってはいたが、ヤブ漕ぎというほどではなかった。

ヤクスギランドに下山。

ビャクシン沢は完全に歩く沢だったが、渓相が非常に素晴らしかった。
前半はそんなに面白くないので、ショートカットして花之江河登山道のビャクシン沢渡渉点から入渓しても良いと思う。

コースタイム

ヤクスギランド6:20-苔の橋・入渓6:40-ビャクシン沢渡渉点9:40-ナメ地帯開始11:00-登山道11:30-ヤクスギランド15:20

装備

フェルトソール靴、30mロープ(未使用)