去年のタンギョの滝に続いて、今回は篠穂の滝を登りに行きました。
篠穂の滝は見事な海岸瀑で、綺麗な海を楽しみながらクライミング!
やっぱり南の島は良い♪
奄美大島 嘉徳川遡行・篠穂の滝登攀記録
2018/02/27-03/02(前後1日は移動日) 日帰り2本 両日晴れ
メンバー:シュカ、ケーシ
初日は朝から飛行機で奄美大島へ向かう。
島におりたち、レンタカー借りて嘉徳地区に移動するだけですでに夕方になってしまった。
嘉徳へ移動中、海沿いをドライブしつつ海岸ボルダーを物色するが、どうも岩が脆くて今一つな感じだった。
翌日、嘉徳川へ入渓。ウシノトリゴモリという大滝まで行って帰る予定だ。
ガイドツアーでよく入られているのか、ピンクテープが短い間隔で設置されていた。
釜の深い小滝がいくつかでてくる。水に浸かるのはまだ寒いが、登りは簡単。
嘉徳川は温泉成分でも混じっているのか、不思議な水の色をしている。シルキーブルー!
飽きてきたのでボルダームーブで無理やり突破していく。ふつうに巻けるんだけど・・・
1時間ほどでウシノトリゴモリに到着。
これは登れそうにないと、鑑賞だけして帰る。
翌日はいよいよ篠穂の滝へ向かう。
通常は船をチャーターして見に行くらしいが、「上から懸垂で降りればよくね?」ということで、沢を下降してアプローチすることにした。
篠穂の滝がかかる沢に降りると、いかにも南国っぽい植物が生えていてテンションが上がる。しばらく穏やかな沢を下っていく。
30分程下っていくと、いきなり目の前がひらけた。めっちゃきれい!景色最高!
行けるところまでクライムダウンし、篠穂の滝上からの眺めを満喫する。
いや~、奄美の海って青くてほんとにキレイだなぁ。
・・・目的を忘れて海に見とれてしまうところだった。
いつまでも海を眺めているわけにはいかない。滝の下まで懸垂下降だ。
篠穂の滝下に到着。50mロープ1回の懸垂で降りられた。
どこを登るか偵察しながら降りてきたが、水線突破はなかなか難しそう。
滝から少し離れてしまうが、左壁から登るのが無難と判断。
灌木のあるあたりまで直上し、そのあと落ち口へ向かってトラバース。
篠穂の滝上の様相。水線沿いは難しそうで、右の岩場を登った。
篠穂の滝登攀という目的を無事果たし、来た道を戻る。
水の透明度がものすごく高い!渓相が美しいので同じ道を帰るのも苦ではなかった。
途中、トカゲっぽい生き物とエンカウント。腹がオレンジで背中にスジがある独特な姿。
後で調べたら「アマミシリケンイモリ」っぽい。
奄美大島には探せばまだまだ面白い沢や滝が眠っていそうな予感。
中々長期で行くことができないのが残念だが、また来たいと思う。