九州の沢

大隅半島 神野渓谷

神野渓谷は綺麗なナメ滝を鑑賞しながら歩ける沢。

難しい箇所皆無、癒し要素満点。初心者におすすめ!

姶良川 神野渓谷 遡行記録

2022/4/16 日帰り 晴れ

メンバー:ケーシ、シュカ

遡行グレード:1級

2022年沢シーズン開幕!
ということで、今回はケーシのリハビリも兼ねて、梅雨入りするまで南の方に遠征することにした。

今回の一番の目的は屋久島!だったのだが、フェリーがまさかの1週間運休ということを鹿児島到着直前に知り…。
急遽予定を変更してフェリー再開までの間、大隅半島の沢を登ることにした。


ということで約4日かけて大隅半島へ!最初は足慣らしに調度良さげな神野渓谷!
駐車スペースから沢に沿って付けられているトレッキング道(林道)を少し歩く。


この看板から沢に降りる。
久しぶりに沢登りが出来る事と普通に体を動かせるようになったことに感謝しながら入渓。


沢に降り立つといきなり杖立の滝が現れる。
2つの滑らかなスラブ滝。


やたらとヌメルので左から巻く。


滝上のナメ。癒し!沢初めはこういうのでいいです。


少し平凡な区間を歩くと…。


見事な大ナメ滝登場!この滝は一本松の滝と名付けられているようだ。


見た目のまんまヌメヌメなので、中段から巻いて落ち口へ。


次は特攻の滝。
名前の由来はその昔、この滝上に戦闘機が墜落したからだそうだ。


落ち口から。ここもヌメヌメなので巻いた。


綺麗な形状の滝が続く。


一際綺麗なナメ滝が出てきた。
ここはおしどりの滝と言うそうだ。


この沢では珍しく大きな釜を持った三段の滝だ。
ここも巻いて落ち口へ。


しばらく森系癒し区間を進む。
4月半ばだが、大隅半島はすでに初夏の陽気。


堰堤を越えてしばらく歩くと…。


co480の二俣に到着。右へ。


久しぶりの滝らしい滝。左のクラックから登る。


林道交差地点に到着。
ここで遡行を切り上げる人もいるようだが、我々はもう少し進んでみることに。


橋を越えると滝が連続し始める。


co560二俣。両門の滝になっている。


ここは左俣へ。出合の滝を登る。
ここがこの沢での最初で最後のシャワークライムになった。


その後も滝場が続く。


この滝が見えれば終わりは近い。


最後のナメ。


そろそろ終わりかな?遡行終了地点を探す。


水量が減って平凡になったところで目印発見。ここで遡行を終了とする。


尾根を跨いで林道を目指す。


無事に林道終点に飛び出した。
短い距離だったが、病み上がりということもあり結構疲れた。

あとは林道をテクテク歩いて駐車スペースへ。無事に久しぶりの沢登り終了!

昨年の腰の手術に加え、出発直前にギックリ腰を発症したりなど
不安要素MAXだったが、以前と変わりなく歩くことが出来て良かった。
梅雨入りまでは歩き主体の沢で体と感覚を戻して行きたいところです。(と言いつつ翌日は泳ぎの沢に行くのですが。)

スラブ系の沢だが、全体的にヌメヌメなのでフェルトがおすすめ。
トレッキング道と言う名の林道が並走しているので、エスケープが容易。初心者を連れて行くにはちょうどいいなと感じた。

コースタイム

駐車スペース8:55―杖立の滝9:00―一本松の滝9:20―特攻の滝9:40―おしどりの滝9:50―林道交差地点10:30―遡行終了11:20―林道11:30―駐車スペース12:30

装備

フェルトソール靴、30mロープ