鈴鹿を代表する泳ぎの沢!
明るく美しい渓谷を満喫。
愛知川水系 神崎川本流 遡行記録
2022/6/9 日帰り 曇り時々晴れ
メンバー:ケーシ、シュカ
遡行グレード:2級
鈴鹿遠征2日目。
以前訪れた赤坂谷~ツメカリ谷がとても綺麗だったので、本日は神崎川本流へ行くことに。
路肩に車を停めて出発。まずは長い林道歩きをこなす。
汗だくの熱中症気味になりながら下降地点に到着。
沢に降り、堰堤を左から巻いて入渓。水量は平水くらいか?
早速泳ぎスポットが登場。
泳ぐ!完全武装して来たので、水の冷たさが心地よい。
次の淵は少し泳いで右の岩棚から。
岩棚から滝を覗く。
本流の水が滝に集約されていて、とんでもないことになっている。落ちたらヤバそう。
続いてはS字ゴルジュ。最初の淵は右側を泳いで突破。
お次は一旦対岸に泳ぎ渡り、そのまま左側を登って進む。
次は飛び石で右に渡って、最後は巻き上がってS字ゴルジュ終了。
S字ゴルジュ上は河原歩き多め。貴重な淵で水と戯れる。
明るくて気持ちがいい。シュカさんもご機嫌。
しばらく進むと巨大プールが登場。
ここは右側に天然の飛び込み台完備。真夏は飛び込み大会が開催出来そう。
ツメカリ谷手前の淵。流れに逆らって泳ぐ!
ツメカリ谷出合。
ここからしばらく河原歩き。
白滝谷出合。ここは登山道合流地点になっている。
白滝谷はナメが続く面白い沢らしい。機会があれば行ってみたい。
久しぶりの淵。
ここも泳ぐ!日が陰ってきて、かなり寒くなって来た。
ゴルジュ地形を進む。
奥から爆音が聞こえる。
本流のハイライトとなる天狗滝が登場。水量も相まって素晴らしい迫力。
左右どちらからも登れそう。
この先にも少し淵があるそうだが、大方河原歩きらしいので、ここで遡行終了とする。
流されながら帰る。
下りは一瞬。登山道が合流する白滝谷出合まであっという間に戻って来た。
帰りは沢をそのまま下降している記録が多いので、今回は脇に付いている登山道と林道で下山してみることに。
登山道に関してはピンクテープはあるものの、結構荒れているので途中まで沢沿いに下った方がいいかもしれない。
アップダウンを繰り返して林道に到着。
めちゃくちゃ綺麗な林道。というか普通の県道と言っても差し支えない。これなら全然車を通しても問題なさそうだけどな~
再び灼熱地獄の中、林道を進んで駐車スペースへ。
神崎川本流はゴールデンコースと言われる赤坂谷~ツメカリ谷に比べると大味感が否めない。
思ったより泳ぐ箇所が少なく、河原歩きが長かった。
だが、渓相はとても綺麗で水量にさえ気を付ければ、特に困難場所も無く、エスケープもしやすいので、多くの沢ヤさんが訪れるのも納得。
天狗滝で引き返すのが一般的らしいが、1泊で上まで抜けて帰って来るのも面白いかもしれない。
コースタイム
駐車スペース9:00―入渓10:00―ツメカリ谷11:00―白滝谷11:30―天狗滝12:00―林道13:30―駐車スペース14:30
装備
ラバーソール靴、25mフローティングロープ、ライジャケ