丹沢の沢はシーズン初めにもってこい!
キューハ沢は適度な難易度の滝場と、登りごたえのある大滝があり楽しめる。
ひっそりと山中に眠る戦闘機のエンジンも一見の価値あり!
相模川水系 本谷川キューハ沢 遡行記録
2018/03/26 日帰り 晴れ
遡行グレード:2級
メンバー:シュカ、ケーシ、他2名
当日朝、塩水橋に集合し徒歩でキューハ沢出合にむかう。
駐車スペースから小一時間ほど歩くとキューハ沢出合。少し歩くと堰堤があり、右から越える。
噂の戦闘機のエンジン。
前回四町四反ノ沢に来た時には気が付かなかったのだが、今回は発見できた!
上流にあるらしいもう一つは見つかりませんでした。
最初の滝は左から。ちょっと細かいが慎重に行けば問題なし。
次の滝は釜が深く、一瞬胸ぐらいまでつかったあとは階段状をのぼる。
さすがに寒いが、晴れていたので助かった・・・。
意外と水にどっぷり浸かる箇所が何か所か出てくる。登り自体は簡単だが寒さがつらい!かといって温かい時期に来るとヒルだらけだし・・・。悩ましい。
また釜の深い滝。さすがに積極的には泳ぎたくないので、へつっていく。
2段滝は右から1段目を越え、左壁から巻き気味に2段目を越える。
なぜかひとり2段目を登り始める・・・笑
なかなか悪いとのことだったが、無事突破。
四町四反ノ沢との出合を右に入るとキューハ沢の大滝はすぐ目の前だ。
滝の左にチムニー状の溝があり、そこを直上してから落ち口へトラバースする。
リードさせていただいた!チムニー状を登り切って落ち口へのトラバース。
なかなか高度感があって緊張する。
ロープをフィックスして撮影係にまわる。
溝の部分は意外とつっぱれるほど狭くなく、フェイスクライミングって感じでした(残置スリングあり)。
大滝上はしばらく穏やかな渓相になり、のんびり沢歩きを楽しむ。
難しくはない小滝が連続して出てくるので、アスレチック感覚で登る。
2段10m滝下段は左からフリーで登る。ガバなのでスリップだけ注意。
上段は垂壁に近い傾斜のため、ロープを出した。意外と難しかった!
2段滝を過ぎると沢は源頭部の様相になる。さすがに雪が残っていた!
前方が完全に雪で埋まった辺りで適当に尾根に上がり、一時間ほどで登山道にでた。
雪道の登山道を下山。こういう時にチェーンスパイクが便利なのよね。
コースタイム
8:15 駐車スペースー9:10 キューハ沢出合ー9:50 キューハ沢大滝ー10:30 大滝上ー12:00 2段10m滝ー12:30 2段10m滝上ー12:50 遡行終了点ー13:40 登山道
装備
フェルトソール靴、30mロープ、カム類