東北一の美渓という称号に恥じない渓相。
沢ヤにとってはまさにデート沢!?
前川 大滝沢 遡行記録
2017/9/29 日帰り 晴れ (2022年 最新の遡行記録はこちら)
遡行グレード:1級上
メンバー:ケーシ、他3名
会社の人を連れて東北へ遠征!
前から行きたいと思っていた前川大滝沢を選択。
この沢を選択した理由は美渓を満喫に加えて、滑川大滝の登攀ラインを探ること。
前夜は峠駅で車中泊&野宿。かなり冷え込んであまり寝られなかった。
翌朝、滑川橋近くに駐車し入渓。いきない美渓の予感。
最初の滝は美しい2段10m。左から簡単に登れる。
舗装路のようなナメを歩く。
しばらく進むと、滑川大滝が現れる。
怪物のような大きさと美しさに只々圧倒される。
登攀ラインを下見。1ピッチ目はシャワーになるが、そこまで難しくはなさそう。
問題は最終ピッチと水量かな…。
正面から大滝全景を眺める。手前に写る人と比べると大きさが分かるはずだ。
今回はもちろん巻いていく。
右岸に明瞭な踏み跡がついているが、1ポイント嫌らしいトラバースがあるので、初心者にはロープを出した方が良い。
巻き道を辿るとキレイに落ち口上に出られた。
大滝上も美しい渓相が続く。
この滝は右側から登った。
この滝は右側を巻き気味に登る。
滝とナメが交互に出てきて、とても面白い。
後半は少し滝が多くなってくる。10m滝は右から簡単に登れる。
この滝は左からへつるように越えた。数名ドボンして泳ぐハメになっていた。
上部は平凡になり、ダラダラと距離を稼ぐ。
遡行終了を告げる潜滝が見えれば遡行終了だ。
ここから少し下降して登山道と合流する。
思っていたより、藪は濃いが踏み跡は明瞭だった。
帰り際に展望台から大滝を眺める。次回はここを登りに来たい。
コースタイム
7:30駐車スペース―8:30滑川大滝―12:00潜滝―14:00駐車スペース
装備
ラバーソール靴、30mロープ、カム