東北の沢

森吉山 九階滝

森吉の奥深くに眠る大滝を登攀!

支点の取れない恐怖の登攀を終えた先には極上の渓相が待っていた…!

様ノ沢 九階滝 登攀記録

2020/7/17 日帰り 晴れ

メンバー:ケーシ、シュカ

遡行グレード:???

今年の梅雨は非常に厄介…住んでいる新潟は連日雨予報のため、
天気が安定しそうな北東北に急遽遠征することに。
片道450kmを下道で移動し、森吉へ!長距離運転は慣れているとは言え、さすがに遠い…。


初日はシトシト雨が降っていたので観光デー。
そして翌日は小又峡と迷ったが、九階滝を登ることにした。
野生鳥獣センターの駐車場からスタート!


登山道をしばらく辿ると桃洞沢出合に到着。
ここから赤水沢に向かう。


赤テープを辿って赤水沢に入渓。


ここは5年前に一度訪れたのだが、相変わらずの美しい渓相に目を奪われる。


途中の枝沢を詰めて様ノ沢に向かう。


いきなり傾斜のあるナメに行く手を阻まれたが、左側に真新しいロープが設置してあったので、有難く使わせてもらう。


しばらく歩くと狙っていたコルに到着。ここから様ノ沢に下降していく。
ここにも残置ロープが設置されていた。


そこから黙々と下降を続けていると大きめの滝が出てきた。
ここにも残置ロープが設置されているが、少し頼りないので懸垂で降りる。


同滝を下降中。
ここはロープを抜くと容易に上がれそうにないので、九階滝を見に行く場合はロープを残しておいた方が良さそう。


ようやく沢床に降りれたので、九階滝を目指して沢下降していく。


遠くに九階滝が見えてきた!


そして二俣を左に入って少し進むと目的の九階滝に到着!
思わずその大きさに圧倒されてしまう。これ登るのかー。


しばらく撮影タイムをしてどこから登るか協議。
登るなら左のスラブからだが、前日の夕方まで雨が降っていたせいか、所々スラブが濡れている様子。


という訳で真下から取り付くのは諦め、右岸の藪を少し伝ってスラブに出たところから登攀開始!
1ピッチ目はトラバースして灌木でビレイ。


1ピッチ目フォロー。スラブは所々濡れていて嫌らしい。


ビレイ点からルートを探る。


2ピッチ目。イマイチルートが分からないので、もう少し登ってみるかーということで上にロープを伸ばす。
日が差してきたおかげでスラブは良い感じに乾いてきた。


3ピッチ目。そろそろトラバースをしたいところだが、結構傾斜が強く断念。
少し登り過ぎてしまったようだ。


ケーシにリードを交代して、クライムダウンしながらルートを修正。
出だしで貧弱な灌木に支点を取った後は怒涛のランナウト!
落ちたら50mくらいダイブなので怖すぎる!

ここで一息ついて最後の登りに突入。慎重にホールドを拾って無事にテラスに到着!
と思ったらロープがまさかの足りなくなるというハプニング。
スラブの途中でロープが足りなくなっていたら確実に50mダイブするところだった(笑)
後続はロープを連結して引き上げることにした。


3ピッチ目フォロー。


4ピッチ目は右側の段々になっているところから登る。


余裕の登りで落ち口に到着!


4ピッチ目フォロー中から下を覗き込む。


どこから登ってきたのかよく分からない。


落ち口手前。


無事に九階滝を完登!


滝上は釜を持った美しいナメ滝が連続している。


途中から振り返る。どこまでが九階滝なのだろうか?


様ノ沢は想像以上の美しさ!思わず写真を撮りまくる。


こんな感じの渓相がしばらく続く。


次第に倒木やゴーロが目立つようになってきたので、
最初に出てきた顕著な二俣を右に入って赤水沢を目指す。


特に面倒な滝は出てこず、そのまま登山道に到着。
廃道になっているのかなーと思っていたが、結構しっかり道が付いていた。


ここから赤水沢に下降開始。


赤水沢源頭は斜面の崩壊などでやや倒木や落石が目立ったが、
癒しの渓相でナメが続くので歩きやすい。


素晴らしい渓相を後にして遡行終了。
無事に駐車場に帰還し活動終了!2週間ぶりに歩いたので下半身ヨレヨレ。。

ちなみにあとで判明したことなのだが、
この日にsoloistの大西さんも九階滝を登っていたようでまさかのニアミス。
駐車場に都内ナンバーの車があったので、平日に珍しいなーと思っていたのだが、
まさか大西さんだったとは…。

コースタイム

駐車場5:00―コル7:00―九階滝8:20―九階滝上12:20―赤水峠14:20―駐車場17:00

装備

フェルトソール靴、クライミングシューズ、50mロープ×2、ハーケン、カム、ジャンピング(未使用)