オツクエ・・・何とも不思議な名前。
地味だが気の抜けない滝が続く登攀的な沢だ。
御築江の窓は一見の価値あり!
笛吹川水系 東沢 東御築江沢 遡行記録
2017/5/31 日帰り 曇り
遡行グレード:3級
メンバー:シュカ、ケーシ
鶏冠谷出合に泊り装備をデポし、東御築江沢に向かう。
東御築江沢のF1は、水流沿いを登れるらしいが悪そう。
なんだか気分が乗らず、左岸を巻いた。
巻き終わるとスラブが続いている!
ここもスラブ系の沢なのか~
昨日の東のナメ沢とどうしても比べてしまう。
なんか・・・地味・・・。
とはいえ、逆相ぎみだったりして中々気の抜けない滝が続く。
水もほぼ流れていないため、沢というかただのルンゼを登っているような気分になってくる。
出合から1時間ほどで100m大滝に到着。
・・・これは滝なのか?水流が無くて、やっぱり地味な印象だ。
ロープを出して、左の草付きからテラスまで直上。
テラスから右の水流側にルートをとろうとしたが、直上も水流横断も難しいらしく断念。
テラス左のクラック沿いから巻き気味に登る。
傾斜が急で巻きも悪い。
灌木帯をしばらく直上していく。
上がりすぎないうちに、滝の落ち口の方へトラバースしていく。
落ち口の少し下あたりで、水流沿いに戻ってきた。
このまま水流右を直上。
大滝上にも滝が続いているが、左から巻いた。
大滝を終えても、一筋縄ではいかない滝がいくつかでてくる。
暗いルンゼが見えてきたところで、右の枝沢に入る。
ガレ沢をつめていくと・・・
「御築江の窓」がみられる。
大岩がどこからか落ちてきて、上手く挟まったの?
不思議な光景だ。
沢はちょっと地味だったけど、この光景が見られて満足。
沢はここで終わりなので後は下山だ。
大岩をくぐって反対側へ。
岩峰基部を下り気味にトラバースしていく。
岩登りを交えつつ、窓から1時間ほどで鶏冠尾根の登山道に出た。
2日連続で鶏冠尾根から下山・・・、もう飽きた。
コースタイム
8:00 東御築江沢出合ー9:00 100m大滝ー11:00 大滝上ー12:50 御築江の窓ー14:00 鶏冠尾根登山道ー15:00 鶏冠谷出合
装備
ラバーソール靴、50mロープ、カム類