奥秩父を代表するクラシックルート。
フリーペーパー『山歩みち』の取材遡行。
笛吹川 東沢 釜ノ沢東俣 遡行記録
2022/10/20-21 1泊2日 両日晴れ
メンバー：ケーシ、シュカ、他1名
遡行グレード：1級上
山歩みちの木村さんにお誘いいただき、取材遡行で釜ノ沢へ。
早朝、駐車場に集合し、取材の流れなどについて説明を受ける。
朝は各段に寒く、気温は驚愕の3℃！寒さに震えながら着替えて出発。
天気は快晴！超がつくほどの取材日和。アプローチで何回かカメラ前で話しながら進む。
東沢に入渓。ここから長いアプローチをこなす。
妖艶なホラの貝ゴルジュ。
黙々と旧道を進み、ようやく入渓。
紅葉も相まって贅沢な景色を楽しみつつ進む。
映えスポット。綺麗な場所では撮影する回数が多くなり、中々進まない(笑)
東のナメ沢。初めて見た木村さんは巨大なスラブに感動していた。
歩き主体ではあるが、綺麗なスポットが点在していて飽きない。さすが超人気ルート。
魚留めの滝に到着。左から巻き気味に登って越えた。
滝上はS字状にナメ滝が続く。日陰になっているのが残念だが、とても美しい区間。
ここを越えると…。
ハイライトである千畳のナメが現れる。素晴らしいの一言！
写真で見ていた以上のスケール感に感動。
写真映えする箇所が続く。
全体的にかなり滑った。フェルトソールの方がいいかも。
千畳のナメ終了地点。
その後もいくつか滝を越えて行く。そろそろ今夜の寝床を決めたいところだ。
幕営地の選定に悩み、いくつか焚火跡を見送ると両門の滝に到着。
その後2つ程滝を越えると河原になる。
幕営している学生らしきパーティのさらに先に行くと日当たりの良い極上物件発見。
本日はここで行動終了。久しぶりの沢＆取材しながらの遡行だったので疲れがどっと押し寄せてきた。
早速、木を集めて焚火タイム。食材は全て経費で下りるのでいつもより豪華な食事だった。
酒無しだったが、夜まで語り合い就寝。とても贅沢な時間だった。
翌朝はだらだら仕度をして出発。本日も快晴。
2日目は特に見所もなく、ひたすら詰めるのみ。
上部は沢が凍っていた。
最後の二俣。スリップしないよう慎重に。
最後のナメ。
次第に水は涸れ、ガレ場を詰めて行く。
ポンプ小屋を過ぎて踏み跡を辿ると登山道に到着。荷物をデポって山頂へ。
甲武信ヶ岳山頂で最後のED？的なものを撮って、本取材は終了。
登山道を駆け降りてあっという間に駐車場に戻って来た。
いつものように沢に登っているだけであまり取材感が無かったが、今からどんな記事になるのかとても楽しみだ。来月の夏号に載るらしい。皆さん興味があれば見てみてください。
コースタイム
1日目
駐車場8:30―入渓9:00―魚留めの滝12:00―幕営地14:30
2日目
出発8:30―ポンプ小屋10:30―登山道11:00―山頂12:00―駐車場15:00
装備
ラバーソール靴、30mロープ
