北海道の沢

道央 樽前ガロー

樽前山の麓にある観光地ゴルジュ。

観光客の視線が痛い。ゴルジュは中々立派!

樽前山 樽前ガロー 遡行記録

2019/8/18 日帰り 曇り

メンバー:ケーシ、シュカ、他3名

遡行グレード:???

前日に台風による大雨が降ったので、増水しても行けそうな沢へ。
友人から“たるまえがろー”という面白そうなゴルジュがあると聞いて、即行でここに決定。
ネットで調べると、北海道の隠れ絶景スポットだとか!?
沢登りで行っている記録は1件だけ見つかったが、前半で引き返しているようだ。
どんなゴルジュなのか。中々面白そうである。


当日、樽前ガローの駐車場に集合。
身支度をして出発するが、観光客が続々と来るではないか。全然隠れスポットじゃない。


橋からゴルジュを覗くゴルジャー達。下を覗いてみると…。


中々立派なゴルジュ。期待が膨らむ。


橋の下に降りて遡行開始。昨日の雨の影響で水量多め?


橋を通り過ぎると立派なゴルジュが登場。


素晴らしい景観を楽しみながら進む。
水深は膝~腰くらいで、流れが強いこと以外は特に問題になる箇所はない。


ゴルジュ地形が開けると、なんと観光客が!
少し気まずいが、挨拶だけして写真の邪魔にならないよう足早に通過する。


観光客ゾーンを抜けると再び顕著なゴルジュ地形に。
コケに彩られた側壁が見事。


徐々に水深が深くなってきた。


水深が胸以上になると水線沿いの突破が厳しくなる。


水中に隠れているバンドを伝って進んで行くと楽。


おしくらまんじゅうをしながら進む。


素晴らしいゴルジュにメンバー全員、歓喜の雄叫びをあげていた。


突然、前方の視界が開けてくると河原状に変化。
もう面白いところは終わったから、そろそろ帰るかと思っていたが、
友人曰く、この先に前半のゴルジュを上回るゴルジュがあったような…とのこと。


疑心暗鬼になりながら、しばらく進むと再びゴルジュが出てきた。
しかも結構長い上に難しそう。


早速ゴルジュ内部に突入!
するも流れが強く、背が立たない箇所が多いので進むのに難儀する。


側壁の手掛かりが乏しく、水中のスタンスは抉れているところが多い。
突っ張りで進むには幅が広すぎて難しく、流れも強い。
全員何度もチャレンジするが突破出来ず、巻くことに。全員寒さで唇が真っ青(笑)


巻き途中からゴルジュ内部を覗く。
懸垂で降りることは可能だが、今日の水量では降り立ったところで
あっという間に入口まで一直線だろう。

そのまま巻いていくと終了点の橋に到着。この橋下が一番すごいことになっている。
寒さと疲労でチャレンジする気が起きなかったので、宿題として残しておくことにしよう。

コースタイム

駐車場10:30―終了点13:00―駐車場13:20

装備

ラバーソール靴、15mお助け紐