綺麗なナメとスダレ状の滝が続く沢。
アプローチ長めの一日コース。
大谷川 柳沢川右俣～左俣下降 遡行記録
2022/6/18 日帰り 晴れ
メンバー：ケーシ、シュカ、他2名
遡行グレード：2級
今回は屋久島で会った二人と一緒に日光の沢へ。
早朝、赤沼駐車場で合流し、低公害バスに乗車する。
西の湖で下車し、アプローチ開始。他に沢ヤさんが2パーティいた。
この沢、とにかくアプローチが長い。無駄に天気も良く汗だく。
赤岩大滝の出合を過ぎるとようやく沢登りっぽくなる。しばらく平凡。
4m滝は右から越える。
序盤は周囲が崩壊している場所が多い。
何カ所か雪渓が残っていた。やはり今年は雪が多いのかな。
2段5mは左から登る。水がキンキン！
滝上のナメ。
ここまでの退屈な渓相にハズレ疑惑が浮上していたが、中々イイ沢ではないか！
ナメを進むとすぐに二俣。右に入る。
右俣は出合からずっとナメが続く素晴らしい渓相。
優美なスダレ状滝。各々好きなところから登る。
この辺りからヌメリが気になってきた。トータルで見るとフェルトソールの方が歩きやすいかも。
先程の滝と似た大きさ・形状の滝が出てきた。ここは左から登った。
滝が途切れることなく続く。
この沢最大の2段30m。黒岩滝という名前が付いているらしい。
左から容易に巻けた。
この沢ラストのスダレ状15m滝。お上品。
左の乾いた岩を登って巻き上がる。
あとは沢が平凡になり、co2004ピーク脇のコルを目指して進む。
コル付近に到着。ここから尾根沿いに反対側の左俣に下降。
特に苦労することなく降りられた。
あとは黙々と下るのみ。ヌメリが嫌らしく気を使う。
唯一懸垂した滝。
出合手前はナメ天国。左俣は滝が少なく平凡。遡行してもあまり面白くないかも。
出合を過ぎて同じ道を戻る。
時間があったので、お二人の下見も兼ねて赤岩大滝を見学してきた。
ケーシは数年前に登っているが、滝下に行くともう一度登ってみたくなった。中々カッコイイ滝だ。
滝見学をしてからは同ルートを戻って下山。
帰りのバスで色々と事件があり、思いのほか帰るのが遅くなってしまったが、無事に車に帰還。明日の沢に続く…。
柳沢川はアプローチと平凡区間が長すぎる問題があるものの、沢は開放的でとても綺麗。
単体で行くと勿体ないので、赤岩大滝の登攀とセットで行くと良いでしょう。
コースタイム
赤沼駐車場5:30―西の湖バス停6:00―入渓7:00―二俣7:40―コル9:00―二俣10:00―赤岩大滝見学―西の湖バス停13:20―赤沼駐車場14:30
