東北NO.1と称賛される美渓。
多くの沢ヤを迎え入れる人気ルート！
前川 大滝沢 遡行記録
2022/8/8 日帰り 晴れ
メンバー：ケーシ、シュカ、他1名
遡行グレード：1級上
遠征先を迷いに迷ったあげく…天気がマシな吾妻の沢にやってきた。
この日はお昼過ぎから崩れる予報だったので、美渓大好きシュカ様のリクエストで前川大滝沢を遡行することに。ちなみにケーシは5年前に遡行済み。
滑川橋からスタート。
5分程進むと最初の15m滝。左から取り付いて登る。
左岸には後日遡行することになるカモシカ沢（仮）のナメ滝がかかる。
いきなりナメの連続。
早速泳いで遊ぶ水ポケモン。
癒しの渓相を進むと…。
奥に大滝が見えてきた！！
滑川大滝！人がこんなに小さい！
以前遡行した時は大きさに圧倒されてしまったが、デカい滝を見過ぎたせいか？二回目だからか？以前より威圧感を感じず。普通に登れそうに見える。
次はこの滝を登りに来るぞ！というわけで左巻きで落ち口へ。
大滝上からがこの沢の本番。とにかく滝が連続する。
ここは左から巻き気味に登った。
以前よりナメが埋まった気もするが、それでも十分な程ナメが出てくる。
ここは左から。
ここも左から。フリクションバチ効きで登りやすい。
あまりに綺麗なのでナメ床で寝てみたり。
飛び込んだりして遊ぶ。
ナメと滝が交互に出てくる感じで遡行していて飽きない。
残置があった滝。真ん中から登った。
ここは右から簡単に巻ける。ケーシは左から登った。
この沢、全体的に順層なので傾斜が強い滝も登れてしまうことが多い。
ここは右からシャワクラ。
Y字状の滝は少し泳いで突破。左からへつって泳ぎを回避することもできる。
これが最後の滝かな？ここで滝らしい滝は終了。
最後の滝を越えると一気にショボ沢に変化。
今回は潜滝までは行かず、途中の枝沢からエスケープ。
合流した登山道はこれ一般道？ってくらい藪に覆われていて歩きにくかった。
登山道から滑川大滝を眺める。奥に見える左岸支流のナメ滝も面白そうだ。
次回は大滝登攀と併せてこちらの支流も登ってみたい。
無事に下山！と思ったら温泉へ続くこの橋は通行料200円がかかる有料道路だそうだ。
前もこんな感じだったかな？と少し戻ると正規の登山道があり、これを辿って車に戻れた。
前川大滝沢は何度訪れても楽しめる素晴らしい沢なので、遠方から足を運ぶ価値は十分にあると思う。大滝登攀と併せるとさらに充実するはず！
コースタイム
駐車スペース6:00―滑川大滝7:00―登山道9:00―駐車スペース11:00
装備
ラバーソール靴、30mロープ
