九州の沢

祖母山 スズコヤ谷

祖母山~障子岳の縦走路に突き上げる初心者向きの沢。

難所となる部分は特に無く、明るい癒しの渓相が続く。

大谷川 スズコヤ谷 遡行記録

2019/5/23 日帰り 晴れ

メンバー:ケーシ、シュカ

遡行グレード:1級

当初、泳ぎの沢に行く予定だったが、九州地方を襲った大雨の影響で沢は大増水。
中々減水しないため、百名山ハントついでに水量の少なさそうな谷を遡行することに。


北谷登山口手前の駐車スペースに車を停めてスタート。


前半はゴーロ帯をひたすら歩く。


ナメが綺麗。


入渓から1時間でようやく滝らしい滝が出てくる。


この滝は濡れたくないので中央の大岩を登る。


美しい2段滝。


上段のスダレ状滝には左側に残置ロープが設置されていた。
ここまでの道中、赤テープがいくつか散見されたが一体何用なんだろう?


水量比2:1くらいの二俣を右へ。
登れる滝が連続して面白い。


そして最後の二俣を左に入るとすぐにスズコヤ大滝が現れる。
ここまで5m以上の滝は出てこなかったが、この滝は圧倒的に大きい!30mくらいあるかな?


傾斜はほぼ垂直で直登は不可能。
滝横の右岸ルンゼから巻く。


沢床に復帰すると水量がグッと減り、そろそろ終わりの雰囲気。


完全に水が涸れた。適当な所から尾根に上がり登山道を目指す。


踏み跡を上手く辿ると藪漕ぎ無しで登山道に抜けられた!


縦走路からの祖母山。あそこまで歩くのか…。


山頂直下の少しスリリングな場所を越えて、山頂に到着。
平日なのに凄い人の数!やっぱり百名山は人気だな~。
少し休憩して下山する。


下山は北谷登山道を利用。
短くて楽チンだが、道の整備状況はあまりよろしくない。

登山口に到着。ここから少し歩いて車に戻った。

祖母山に最短で登れる北谷登山道だが、通常は工事で登山口まで行けないらしい。
今回はたまたま工事がお休み?期間だったので、登山口まで行くことが出来た。
これから行かれる方は最新の情報を入手してから向かおう。

コースタイム

駐車場7:30―スズコヤ大滝9:30―登山道10:30―祖母山11:50―駐車場13:40

装備

フェルトソール靴、30mロープ(未使用)