出合から終始スラブ登り。
水に濡れないので晩秋におすすめ!
蓬沢 檜又谷大スラブ沢 遡行記録
2019/11/3 日帰り 曇り
メンバー:ケーシ、他1名
遡行グレード:2級
一足先に沢を納めたシュカをおいて近場の沢へ。
この流域は何気に初で、檜又谷は数多くの遡行対称となる沢が存在するようだ。
蓮沢と檜又谷の分岐まで車で入って支度。
ここから少し歩いて檜又谷に入渓する。
入口付近は大規模な工事が行われていた。
しばらくは単調なゴーロ歩き。
ようやく滝らしい滝が出てくる。寒いのでへつって越える。
スタートから約2時間。大スラブ沢出合に到着。
出合はボサっていて、注意しないと通り過ぎてしまいそうだ。
大スラブ沢に入るとすぐに15m滝が出現。
先行グループは左の草付きから巻き気味に登っていたが、素直に左壁を登った方が簡単そう。
ヤバそうならロープを出そうということにして、左から取り付く。
落ち口まではⅢ程度の登りだが、意外とヌメっていて気が抜けない。
慣れていない場合はロープを出した方が良い。
登り終えるとそのままスラブ帯が続いており、ぐんぐんと高度を稼ぐ。
スラブ帯から振り返る。
スラブ帯からヌメリがある嫌らしめの小滝を越えて行くと…。
ようやく大スラブ帯が見えてきた!
2足歩行でスタスタ登れるくらいの傾斜が続くものと思っていたが、意外と傾斜がある。
ラバーソールだと難しくは感じないが、フェルトソールは中々ルート選びがシビアになると思う。
この先のスラブ断層面で景色を眺めながら休憩。
スラブ断層面は左から巻き気味に登る。
長いスラブ登りも後半戦。
最後は二俣は左に入る。
振り返るとかなり急峻。
沢型を詰めると上部で藪に突入。
先行組を抜かせてもらい、しばらく急斜面の藪漕ぎ。
数十分の藪漕ぎで尾根に飛び出す。
ここからは腰以下の藪で踏み跡もあり、登山道までは比較的楽に登れた。
登山道に到着。ここから蓮峠経由で下山開始。
ハイカーがたくさんいた。
2時間程度の下山で駐車スペースに到着。
コンパクトにまとまっていて良い沢だった。
コースタイム
駐車スペース8:00―入渓8:10―大スラブ沢出合10:00―登山道12:30―駐車スペース14:30
装備
ラバーソール靴、30mロープ(未使用)