短い沢だが、終始スラブ登りが続いて面白い!
一ノ倉沢をバックに爽快なスラブ登りを楽しめる。
湯檜曽川 ゼニイレ沢 遡行記録
2020/6/16 日帰り 晴れ
メンバー:ケーシ、シュカ
遡行グレード:2級
梅雨の晴れ間を狙って谷川の沢へ。
雨の後なので、水はけの良さそうなゼニイレ沢に行くことにする。
白毛門登山口に車を停めてスタート。
いつもの湯檜曽川沿いの道を歩く。
30分くらいで出合に到着。先には中々のスラブが見える。
出だしはしばらくガレ地帯を登っていく。
二俣を右へ。
右に入るといよいよスラブが始まる。
最初のスラブは見た目よりも傾斜が緩く、手を使わずに登れる。
最初のスラブを抜けると沢幅が狭くなり、一旦普通の沢に。
そこを越えると、本格的なスラブが始まる。
各々好きなところを登っていく。
意外とヌメリが少なく快適に登れる。
振り返ると中々の傾斜。
一ノ倉をバックに休憩。
所々段々になっているが、ずっとスラブ登り。
シュカが走るように登って行くので、私は若干遅れ気味。
ふくらはぎが痛い(笑)
上部に行くといくつか滝を挟むが、巻き道は明瞭で簡単に越えられる。
もう終わりだろうと思っていたが、まだまだスラブは続いている。
正直しょぼい沢だろうと侮っていたが、西ゼンのようにスラブが続いていて結構面白い。
ラバーソールがバチ効き!気持ち良く高度を稼ぐ。
気が付くとあっという間に源頭の雰囲気に。
進むと奥壁が見えてきた。ここに雪渓の破片が1箇所だけ残っていた。
奥壁は右から巻き気味に登って行くのがベターらしいが、
そんな事は知らず、中央の壁に突入。1ポイント嫌らしい所があり、高度感も相まって緊張した。
そのまま沢型を詰めていく。
途中、何度か渋い登りをこなして藪に突入。
最後は右へトラバース気味に歩くと登山道に到着。予定よりもだいぶ上の方に出てしまった。。
藪漕ぎを最短で済ますなら、奥壁は右から巻いて行った方が良かったようだ。
歩き慣れた(もう歩きたくない)白毛門登山道を歩いて登山口へ。
お昼からの雨に降られる前に活動終了!
先にも書いたようにしょぼい沢と侮っていたが、終始スラブが続いて面白かった。
最後の詰めのルート取りによって難易度は若干変わりそうな気がする。
コースタイム
駐車場5:10―ゼニイレ沢出合5:50―奥壁8:30―登山道9:30―駐車場11:20
装備
ラバーソール靴、30mロープ