滝が絶え間なく続く、登攀系の沢。
全ての滝が直登可能!滝登り好きにはたまらない一本!
那須 阿武隈川南沢 遡行記録
2022/6/2 日帰り 晴れ
メンバー:ケーシ、シュカ
遡行グレード:2級
昨日の白水沢に引き続き、本日はお隣の南沢へ。
駐車スペースから林道に入る。
地形図のco966表記がある場所から尾根を伝って沢に降りる。
南沢出合。
しばらく平凡な区間を進むとF1。
朝イチからシャワーを浴びて登る。
ここも水が異常に冷たい。雪渓は確実に残っているだろう。
続くF2。右から登る。やや脆いので注意。
片手クライムで登るケーシ。ここはロープ出しても良かったかも。
ナメを進むと…。
雪渓!思いのほか早いご登場だ。崩れそうなので端っこを慎重に進む。
雪渓を越えた先にF3が見えてくる。
簡単に巻けそうなので左岸巻き。右から登れるそう。
間髪入れずにF4。右の脆い凹角から登って左にトラバース。
左トラバースが出来ず、シュカにお助け要求。左手カチ持てない泣。
この辺りからF?になる。とにかく滝が連続。どれも快適に登れて楽しい。
再び巨大な雪渓に出くわす。亀裂が入っていたので巻いた。
この滝は右から快適に直登。
ここも右から!
滝がこれでもか!という程続く。
ハイライトの30m大滝が見えてきた!脆そう。。
左から登る!脆い岩が多く肝冷。
上部は木の根っこが使えて快適。
大滝を越えると水量が減ってそろそろ終盤戦。
平凡な沢を詰めて行く。
まだまだ雪渓が残っていた。
最後は急なナメを登って登山道へ。
少し藪を漕いで甲子山横の登山道に飛び出した。
甲子山で休憩&写真撮影。旭岳方面の沢はガッツリ雪が残っていた。
昨日と同じ登山道で下山。下山後は珍しく大黒屋の温泉で汗を流し帰郷した。
シーズン初めから中々厄介な怪我をしてしまい、思うように登れずムラムラするが、
ホールディングを工夫したり、使えるホールドが限られる中でどう登るか?考えながら遡行するのもこれはこれで楽しい。梅雨明けまでには何とか治って欲しいものだ。
南沢はお隣の白水沢と比べるとやや登攀要素高め。
極端に難しい箇所は無いが、岩が脆いので注意!
コースタイム
駐車スペース9:00―南沢出合9:20―大滝10:40―登山道11:40―駐車スペース13:00
装備
ラバーソール靴、30mロープ