コンパクトながらも内容充実！
綺麗な渓相が続く、初心者におすすめの沢。
阿武隈川 白水沢左俣左沢 遡行記録
2022/6/1 日帰り 晴れ
メンバー：ケーシ、シュカ
遡行グレード：1級上
屋久島で足首を痛めていたシュカが復活！ということで南東北の沢にプチ遠征。
初日は甲子山の白水沢へ。ケーシは右沢以来、実に8年ぶりの再訪だ。
大黒屋旅館の前を通らせてもらい甲子山の登山口へ。
登山道を進み、最初の堰堤を越えたところから入渓。
入渓後すぐに出てくる白水滝。左から少しシャワーを浴びて登る。
水が異常に冷たく、すぐに手の感覚を持っていかれる。
確実にこの先に雪渓がありそうだ。
次は6mナメ滝。
左のリッジから水流沿いを登る。左手が使えないので慎重に。
6mナメ滝を越えるとブルーの釜を持った小滝。
8年ぶりで内容をほぼ忘れていたが、この釜だけは覚えている。とても綺麗な場所だ。
少し進むと衣紋ノ滝20m。右岸から巻く。
8mひょんぐり滝は左から登る。
登れる滝が連続して楽しい。
気持ちの良い遡行が続く。
滝場が終わると次は茶色いナメが続く。
ナメ区間の終わり、二俣手前辺りで雪渓登場。右から巻いて通過。
二俣に到着。左俣へ。
左俣に入ると水量がグッと減り、規模が小さくなる。
すぐに奥の二俣到着。今回は左沢へ。
出合の15mは左から登る。落ち葉や泥が乗っていて、ホールドを見つけづらい。
落ちないよう必死に登るケーシ。
無事に落ち口へ。
5m滝は左岸の黒いホース伝いに巻いた。
その後はSBが谷を埋め尽くす。手を合わせて足早に通過。
多段15m滝はシャワクラで突破。
その後は倒木で荒れた沢を進む。
ナメ滝が源頭まで続く。
最後の二俣らへん。
左は完全に雪渓で埋まっているので、左の尾根にあがって登山道を目指すことに。
尾根に乗って標高を稼ぐ。藪は薄く快適。
登山道に出た！
明日はお隣の南沢に行くので、甲子山には寄らずに下山。新緑が気持ちいい。
さっさと下って駐車スペースへ。短いながらも内容が詰まった半日コースでした。
白水沢は特に困難な場所も無く、快適な遡行を楽しめる。
渓相も良いので、初心者を連れて行くのも良さそう。
若干岩が脆いので注意。ラバーソール推奨。
コースタイム
駐車スペース9:00―白水滝9:05―衣紋滝9:20―二俣9:50―奥の二俣10:00―登山道11:20―駐車スペース12:20
装備
ラバーソール靴、30mロープ
