九州の沢

大隅半島 岩屋川右俣

大隅半島の甫与志岳に突き上げる入門沢。

ナメ主体で初心者向けだが、下山に一癖有り。

甫与志岳 岩屋川右俣 遡行記録

2019/5/4 日帰り 晴れ

メンバー:シュカ、他1名

遡行グレード:1級上

屋久島から鹿児島に戻り、1週間程レストして大隅半島の沢へ。

岩屋集落から沢沿いの林道を辿り、林道が舗装される前の駐車スペースに車を停める。
林道は思いの外、荒れているので注意!

林道を少し歩き、林道が分岐する場所から入渓。

ナメ滝がいくつか出てくる。渓相は良い感じ。

連なるポットホール。

入渓から3つほど堰堤を越えると二俣になる。
前半は単調なので、二俣付近から入渓すると良いかも。

右俣に入る。赤テープが所々ある。地元の山岳会などが良く入る沢なのだろうか?

右俣に入って最初の滝らしい滝。5mくらい?右岸から巻く。


その後はナメのオンパレード。結構ヌメるのでフェルトで来て正解だった。

振り返る。夏ならスライダーで遊べそう。

10m程のこの滝は右岸から巻く。

さらに進むと30m滝。 滝の中間部分までは容易だが、上段は左岸を小さく巻いた。
上段の水流沿いには残置があった。夏はシャワーで登るのも良さそう。

いくつか滝を越えていくと…。

ハイライトの4段40mナメ滝!


3段目までは水流近くを登り、4段目だけ左岸を小さく巻いた。

滝上から振り返る。

ナメ滝後もいくつか滝が出てくるが、とても登れる感じではないので巻き。

6m滝を越えると沢は平凡になる。

最後の二俣に到着。ここを右に入り、すぐに尾根に乗る。
意外と歩きにくい藪尾根を登って登山道に到着。 

5分くらいで甫与志岳山頂に到着!
国見山系の最高峰というだけあって、周りの山々が綺麗に見渡せる。 他に登山者はおらず、ゆっくりした後に下山開始。

下山は廃道?の登山道を利用。
所々に赤テープはあるが、道は藪に覆われており結構分かりにくい。 

アップダウンを繰り返しながら、ようやく林道に到着。

ここから1時間ほどで駐車スペースに戻った。

コースタイム

駐車スペース8:00―入渓8:10―二俣9:20―40mナメ滝10:30―奥の二俣11:30―甫与志岳12:00―林道13:40―駐車スペース15:00

装備

フェルトソール靴、30mロープ(未使用)