東北の沢

吾妻連峰 カモシカ沢

前川大滝沢の支流であまり記録の無い沢。

急峻なナメ滝が続く。

前川大滝沢 カモシカ沢 遡行記録

2022/8/10 日帰り 晴れ

メンバー:ケーシ、シュカ、他1名

遡行グレード:2級

松川の翌日、メンバーの希望によりライトな沢が良いとのことで、あまり記録の無い前川大滝沢の支流であるカモシカ沢へ行くことにした。
カモシカ沢は前川大滝沢の最初に出てくる支流であり、出合にかかる大きなナメ滝がとても印象的な沢だ。


そんなに時間かからなそうなので遅めの出発。


前川大滝沢F1。奥に見えるナメ滝がカモシカ沢。


出合。


下二段は左から登る。


最上段は右から登る。結構ヌメル。


滝上の渓相。癒し系。


堰堤上の滝は左から登った。


二俣着。ここは左へ。


左俣に入るとすぐに50mナメ滝。ここも地味にヌメル。。
スラブ登りで汗だくになりながら落ち口へ。今日は水に浸かる系にしておけば良かった。


左俣はこんな感じの細くて急峻なナメ滝が多くかかる。全体的にヌメヌメで不快極まりない。


この滝はボロボロで左から巻いた。


40mくらいのナメ滝。スリップしたら浅い水溜まりにドボンなので慎重に登る。


この滝は左から登った。


直登不可能な滝がいくつか出てくる。


平凡になったところで尾根を乗越して右俣へ。


大滝下に降りた。


右俣は意外と歩きやすく、快適に下降して行く。


最初の懸垂した滝。クライムダウンも出来そうだったが、2ピッチに分けて懸垂した。


次の懸垂した滝。25mジャスト。


最後に懸垂した滝は50mロープだと下まで届かなかったので、途中からクライムダウン。


出合にかかる巨大ナメ滝も慎重に降りて終了。


あとは来た道を戻り、出合のナメ滝で懸垂2ピッチで出合まで。


カモシカ沢は全体的にヌメリが酷く、左俣は倒木で荒れ気味でハズレ沢だった。
正直楽しい部分は出合のナメ滝のみ。記録が少ないのも納得。
遡行するなら右俣の方が荒れてなくて、登れる滝も多いので面白いと思う。

コースタイム

駐車スペース8:50―出合9:00―二俣9:30―乗越11:30―駐車スペース14:30

装備

ラバーソール靴、30mロープ