上信越・越後の沢

越後 水無川北沢

爽快な登攀、ゴルジュ突破、上部の雪渓処理など 雪国の沢の醍醐味を味わえる越後の名渓!

越後 水無川北沢 遡行記録

2020/9/22-23 1泊2日 曇/晴 メンバー:ケーシ、シュカ 遡行グレード:4級

1ヶ月ぶりの泊まり沢は水無川へ! 翌週以降に真沢に入る予定なので、雪渓の具合やルートを見がてらお隣の北沢に行くことにした。 自宅から車を走らせること40分、起点となる駐車場に到着。 連休最終日で結構人が多いので、一通り出発を見送ってからスタートする。 十二平登山口までの道を進み、堰堤前で沢に降りる。堰堤は右から巻く。 相変わらず退屈な長い歩きをこなすとデトノアイソメ着。雪渓は0。 そこからしばらく進み、滝沢出合を越えると暗峡に到着。 ここは左からへつって突破。シュカさんは最後泳いでいた。 再び退屈な歩き区間を挟むと… ゴルジュ帯にぶつかる。 超頑張れば登れなくもなさそうだが、そんな気力はないので定石通り巻く。 巻きは左岸のルンゼから。 人気の沢だけあって踏み跡は明瞭。沢にぶつかった所で灌木を利用し懸垂。 懸垂でフラットな岩盤上に降り立つ。 先には絶望的な滝が見える。 御月山沢にかかる20m滝下を横断して巻いて行く。 小さく巻いて行くとルンゼにぶつかる。 ここを下って行くと懸垂無しで沢に復帰出来た。 通常はもう少し巻いてから沢床に懸垂することが多いようだ。 スラブをトラバースしてゴルジュ帯終了。 ゴルジュを抜けると西沢出合に到着。 先には悪そうな滝が見えるので右岸巻き。 大きく巻き過ぎてかなり時間を喰ってしまった。 沢床が見えずイマイチどの辺にいるか分からないので、適当な所から懸垂。 ちょうど関門ノ滝直下に出た。周りを岩に囲まれたカッコイイ滝だ。 左壁からノーロープで直登。 次は逆さくの字滝。ここも快適に直登。 次は10mくらいの滝。右から登った。 その後はプチゴルジュ帯となる。 ここはバランシーなトラバースでクリア。シュカさんにはお助けを出す。 次の滝は左から登る。出だしが悪め。 プチゴルジュ帯を抜けると巨大なナメ滝ゾーンに突入。 フリクションを効かせて快適に直登! そして真沢との二俣に到着。写真は真沢の幣ノ滝150m。 北沢にも100m級の巨大なスラブ滝がかかる。下部は各自適当に登ってぐんぐん高度を稼ぐ。 上部は直登出来ない滝にぶつかるので、左岸の藪に入って巻いて行く。 懸垂で沢床に復帰すると北沢の二俣に到着。 右俣には素晴らしい大滝がかかり、こちらも気になるが、ここは左俣のゴルジュ帯へ。 前半の快適な小滝を登る。 あとで調べるとこのゴルジュ帯は巻いている人が多いようだが、直登した方が楽しい&早いと思う。 8mひょんぐり滝は右から登る。 上部はフリクション頼みのバランシーなムーブで越える。 ゴルジュ入口からも見えた15mくらいの滝。 ヌメリに気を付けて右から登る。最後は流心を跨いで左壁を登ってクリア。 落ち口から振り返る。 その後も小難しい滝が続き、ドボンしないよう慎重に登って行く。 ゴルジュを抜けると穏やかな河原に変化。 適当な所で本日の行動終了。ささやかに焚火をして就寝。 夜はかなり冷え込み、シュラフがあっても寒かった。 翌朝は予報に反して快晴。しばらく河原歩き。 5m滝は左から登る。 プチゴルジュ帯を進む。 ゴルジュ内は小滝&ゴーロ歩きメインだが、徐々に側壁が高くそそり立ってくる。 そして奥には見覚えのある白い塊が…。 寡雪の年と言えど、流石に雪渓は残っていた。 雪渓は安定していそうなので内部を進むことに。 所々崩壊したブロックが散乱していてかなり歩きにくい。祈るように足早に通過する。 200mくらい歩くと雪渓の端っこに到着。意外と長く続いていた。 雪渓ゾーンを抜けると再びゴーロ歩き。たまに滝が出てくるがどれも容易。 水流のある方へ進み、ヌメヌメの滝を登って行く。 ここは写真右の乾いた岩を登って源頭部へ。 源頭部の美しいナメを歩く。素晴らしいフィナーレ! 最後は藪を上手くかわして、ほぼ藪漕ぎ無しで登山道に飛び出した。 記念に越駒をPHしに行く。しばらく景色を眺めて下山開始。 いつもの極楽尾根経由で登山口に戻ってきた。 あとは駐車場までダラダラと歩いて戻り活動終了。 真沢の下見で…と何となく訪れた沢だったが、様々な要素が詰まった素晴らしい沢だった。 今回は動画や写真をたくさん撮って行動していたのでかなりゆっくり目だが、 足の揃ったパーティならもっと早く行動出来ると思う。 デカい滝がバンバン出てくるので、毎回ロープを出していると時間切れになりそう。 ある程度の登攀力とスピードが求められると思う。

コースタイム

1日目 駐車場6:20―デトノアイソメ7:40―関門ノ滝13:30―北沢出合14:30―二俣16:00―テン場17:00 2日目 起床5:30―出発6:30―登山道9:40―越後駒ケ岳10:00―駐車場13:50

装備

ラバーソール靴、50mロープ×2、カム・ハーケン(未使用)