下田・川内/会越の沢

下田・川内山塊 中杉川

下田川内山塊を代表する名渓の一つ。

美しくも険しい渓相の先にゴルジュパラダイスが待っていた。

早出川 中杉川 遡行記録

2016/8/19-20 1泊2日 晴れ

遡行グレード:4級

メンバー:ケーシ、他1名

寡雪の年と言われる今シーズン。雪渓の具合を気にすることなく、沢は選び放題。

仕事の繁忙期が落ち着き、2日休みが取れたので一度も行ったことが無く、何となく名前だけ知っていた中杉川に行くことにする。

新潟生まれでありながら、下田川内の沢は今回が初めて。

初めての山域ということもあり、少し緊張しながら車を走らせる。


早出川ダムの駐車場に車を停めてスタート。


駒の神まで湖岸道を進む。行きでヒルは見かけなかった。


湖岸道はそこまで整備が行き届いておらず、落ちたらヤバイ箇所がいくつか出てくる。


駒の神に到着。ここから中杉川出合に向けてゼンマイ径を辿る。


少し迷いながらも問題無く出合に到着した。

すでに暑さで若干熱中症気味。早出川本流で体を冷却する。

休憩中、既に大量のメジロアブが…。この山域に来たことを実感する。


ライジャケを装着し、遡行開始!


最初の滝は右から。


水が美しい。魚影も濃い。


少し進むと両壁が立ってくる。最初の淵を泳いでいくと…。


最初の核心、子落としの悪場に到着。

登ろうか悩んだが、時間のことを考慮し左岸から巻きに入る。


巻きは結構な急斜面。泊まり装備ということも有り、体に堪える。

小尾根に一旦上がり、2ピッチの懸垂で沢床へ。

沢床に降りると見事な渓相が迎えてくれる。

水をガブ飲みし、気を取り直して遡行を再開する。


この滝は左岸から巻いた。


CS滝は水流のど真ん中を登る。

ラバーソールならフリクション抜群で快適。フェルトソールで来たこと若干後悔。

写真は無いが、下部ゴルジュに出てきたCW(チョックウッド)滝は木を使って豪快にハングを越えたが、ザックが絡まってエライことになった。ここが一番疲れた(笑)


下部ゴルジュ帯が終わると一旦渓相は落ち着く。


ホリンド沢出合。

ここから再びゴルジュが始まる。


自然の創り出す天然プールに感動。

あまり泳がなくても自然に進める。


100mくらいずっと泳ぎ。


最高!

終わらない泳ぎ。この時間が永遠に続いてくれと思ってしまうくらい気持ちよい。


この滝は右から登った。簡単。


下部ゴルジュ帯は終了し、穏やかな渓相に。上部ゴルジュを目指す。


上部ゴルジュ帯の始まり。


異空間に迷い混んだかのような渓相。


素晴らしい景観にテンションMAX!


ゴルジュを進むと2mほどの滝が。これが核心らしい。

すんなり右から登れてしまった。


まだまだ続く。


上部ゴルジュ終盤。そろそろ幕営地点を探したいところ。


ようやく幕営地を見つけ、今日の行動は終了。

釣りと焚火をして明日に備える。ネットを忘れてアブに刺されまくった。


翌朝。しょっぱなから泳ぐのも嫌なので、巻いていく。


渓相は落ち着き、平凡な沢をひたすら歩く。


白い岩盤が本当に美しい。


ユウ沢出合。ここから銀次郎山を目指す。


ユウ沢も見事な渓相。最後まで飽きさせない。

3段20m滝。気持ち良く登れる。どんどん高度を稼ぐ。


巨大なナメクジ?がいた。


10m級の滝をいくつかこなすと…。


銀次郎山への最後の詰め。と思ったら一本前の沢に入ったようでボロボロのヤバイスラブを登るハメになった。


ボロボロになりながら登山道に到着。

GPSで現在位置を確認すると、銀次郎山の隣にあるピークだった。


ここから登山道でチャレンジランド杉川へ。

登山道自体は踏み跡明瞭で歩きやすいが、ヒル&アブの猛攻と無駄に多いアップダウンで疲れ果てた。

チャレンジランド杉川は電波が通じず、タクシーを呼べないで困っていたところを職員の方が汚い我々を中に入れてくれ、電話を貸してくれた。本当に助かった。

そこから30分ほどタクシーに揺られ、駐車場に戻った。

コースタイム

1日目
5:40駐車場―7:10駒の神―8:40中杉川出合―9:30子落としの悪場―12:10ホリンド沢出合―15:00幕営地点

2日目
5:00起床―6:30出発―7:20ユウ沢出合―11:10登山道―15:00チャレンジランド杉川(タクシー利用)―16:00駐車場

装備

フェルトソール靴、50mロープ、カム