谷川の人気ルート!
秋にオススメのひたすらスラブ登りの沢。
車2台で行くと下山が楽。
魚野川水系 仙ノ倉谷 西ゼン
2019/10/1 日帰り 晴れ
遡行グレード:2級
メンバー:シュカ、他1名
本当は3人で谷川の赤谷川本谷を遡行する予定だったが、入渓点に着いた辺りでケーシの腰痛が悪化しまともに歩けなくなったため、まさかの撤退。
でもせっかく来たし・・・ということでF1だけ見物してきた。
(後日、無事に赤谷川遡行してきました。)
さて、そんなこんなでケーシは療養することになり、残った2人で翌日日帰りの沢に行くことになった。転身先は近場でちょうど行きたかった西ゼンに決定。
東ゼンを遡行して以来、いつか西ゼンもと思いつつ中々機会に恵まれなかったが、(ケーシにはちょっと悪いけども)ようやく来ることができた!
今回は車が2台あるので、1台を下山する平標登山口にデポ。 もう1台で毛渡沢林道へ向かう。
林道ゲート前の駐車スペースに車を停め出発。 平標新道からアプローチ。
入渓点に到着。 出発時は肌寒かったが日が出てくると汗ばむくらいの気温に。
しばらく平凡な河原状。
次第にナメ滝がでてくる。 草付きから簡単に巻けるが、クライマーな同行者は際どいヘツリをこなして突破。
奥にかかる滝の上が東ゼン・西ゼンの二俣だ。
西ゼン最初の滝は右から巻き気味に行けば簡単。 ど真ん中直登ルートは結構斜度があるので勇気がいる。
日が当たって輝くスラブにテンションが上がる!
水流沿いから右上するが滑りそうで嫌らしかった。
ひたすらナメの連続!
右岸から巻き気味に越える。
第一スラブ入口の10m滝は右岸から巻き。 踏み跡もしっかりついている。
濡れたところでうっかり足を滑らせないよう慎重に・・・。
乾いたところはラバーソールですこぶる快適。
ぐいぐい高度を上げて行く。
第一スラブ終わりの滝。
第二スラブ始まりの滝。 なんとなく踏み跡っぽい左岸から巻く。
なかなか沢に戻れなくなってしまったので、草付きトラバース。 ここが一番悪かったかも・・・。 第二スラブ入口の滝は水流沿いが正解だった模様。
無事沢に戻って来れた。 スラブ中間から仕切り直し。
水流右を行くことにする。
上に行くにつれ傾斜が立ってくる。 今回は使わなかったが、慣れない人がいる場合は要ロープだ。
西ゼン左岸側の景観がなかなか素敵。
振り返っても絶景。 天気が良くてどこまでも遠くの山々が見えそう。
あっという間に第二スラブ終了。 小滝を越えると沢幅が狭まり一気に源頭の様相になる。
紅葉と穏やかな流れに癒される。
二俣に到着。 ガイド本では右となっているが、Web上の記録を読んでいると、どうやら左の方が藪漕ぎが少ないらしい。迷わず左へ!
いくつか小滝が出てくるが特に問題なし。
快適に沢筋を詰めて行く。
噂どおり藪漕ぎらしい藪漕ぎはない。
あっという間に登山道に出た! 二俣を右に行くと藪漕ぎ数時間らしいので、左はだいぶ楽チンだ。
もうひと頑張り登って平標山頂に到着。 あまりに気持ちのいい天気なので、珍しく山頂に長居してしまった。
下山は平本新道へ。 平標新道と比べると、歩きやすすぎて天国のような道だった。
サクッと下山。 木道が非常に整備された綺麗な登山道だった。
コースタイム
毛渡沢林道ゲート6:40-入渓点7:30-西ゼン出合8:30-第一スラブ8:50-第二スラブ9:10-二俣10:10-登山道11:00ー平標山頂11:10~40-平標山登山口駐車場13:10
装備
ラバーソール靴、30mロープ(未使用)