上信越・越後の沢

越後 水無川滝沢

藪漕ぎ7割、滝の登攀3割。

越後 水無川流域の日帰り沢。行程が長く、中級者向き。

水無川 滝沢 遡行記録

2019/9/23 日帰り 雨のち曇り(超強風)

メンバー:ケーシ、シュカ

遡行グレード:3級

ようやく膝に具合が元に戻ったので、リハビリがてら近場の水無川流域の沢へ。


千ノ沢小屋からスタート。
台風接近中ということもあり、天気微妙&超強風。
あまりやる気が出ない中、重い腰をあげて歩き出す。
それにしても、この天気で車はすでに3台ほど停まっている。
恐らく全員沢ヤだろうな~。


長いアプローチをこなす。


滝沢出合に到着。
この日はかなり気温が高く、アプローチで既に熱中症気味。。


支度をして遡行開始。
まずは出合にかかるF1 20m。左からノーロープで登る。


F2の10mは右から。


そしてF3の8m。ここは登れないので左岸から巻く。
懸垂で沢に復帰するようだが、クライムダウンで問題なく戻れた。


間髪入れずにF4 4段30m。
右から登るが、下段が少し嫌らしい。
この上のF5で先行組に追い付く。話すとぶなの会の方たちだった。


F6は右岸から巻く。シャワーを浴びれば直登できると思う。


そしてハイライトの並び滝に到着。思っていたよりショボイ…。


ここは中間尾根を使って巻く。


適当な所で沢床に復帰。もはやここがどこの滝なのか、後で見返しても分からない。
ここで先行組を抜かして先を急ぐ。


沢は一旦伏流となり、岩が沢床を埋め尽くす。


突き当たりで沢は右に屈曲。トイ状の滝がかかる。


これは直登出来そうにないな…。


ということで左岸巻き。浮石だらけでかなり危険。
ここは右岸巻きが安全のようだ。


トイ状の滝を越えると沢幅がかなり狭くなる。


ゴルジュ内部の二俣。
一見正面に行きたいところだが、ここは右に入る。


右に入るとF12 3段30m。
直登も出来そうだが、ロープ出すのが面倒なので左岸からまとめて連瀑を高巻く。


垂直の藪漕ぎをこなして沢床に復帰。後半は藪漕ぎしかしていないな…。


その後、いくつか滝を越えると…。


co1150mの二俣。左に入る。


沢型を忠実に詰める。


バックには越後の荒々しい山々が並ぶ。


予想以上に厳しい藪漕ぎを強いられ、強風に飛ばされそうになりながら悶絶すること数時間。ようやく登山道に飛び出した。


下山は極楽尾根を利用。気が抜けなくて全然極楽ではないんだよな…。

長ーい下山の末、駐車場に到着。
結局ロープは一度も使用しなかったが、滝の登攀にロープを多用していると確実に日帰りでは厳しいと感じる。不安のある人は早出必須!

コースタイム

駐車場7:00―滝沢出合8:40―並び滝10:20―登山道13:40―駐車場16:00

装備

ラバーソール靴、30mロープ(未使用)、カム・ハーケン(未使用)