上信越・越後の沢

越後 小黒川本沢

魚沼の里山にある平凡な沢。

シーズン初めのトレーニングに最適。詰めは地味に悪い。

破間川 小黒川本沢 遡行記録

2020/5/22 日帰り 晴れ

メンバー:ケーシ、シュカ

遡行グレード:1級

コロナウィルス感染拡大防止のため、今年の沢tripは残念ながら中止となり、
その代わりに県内、県境付近の沢を中心にまわることにした。

ようやく雪も解けて里山の沢なら入れるかなということで、上権現堂山に詰めあがる沢をチョイス。
記録はトマの記録が一件だけ出てくるのみで、途中から本流を外れているので、今回は忠実に詰め上げてみることにする。


駐車場に車を停めてスタート。約5ヶ月ぶりの山なので少し緊張。


登山道を少し進んで入渓しようと思ったが、
思いのほか沢に降りるのが面倒そうなので、沢の左岸についている林道を辿る。


林道が沢から離れ始めたら堰堤上に向けてトラバースしていく。


堰堤上に到着。ここで身支度をして入渓。


穏やかな沢を進む。

前半は3-4m級の小滝がいくつか出てくる。


岩は結構ヌメル&水はまだかなり冷たい。


小滝群を超えるとしばらく平凡になるが、
久しぶりの沢なので歩いているだけでも楽しい。


途中にあった崩落地。


沢が開けると長松沢出合。


本沢を進むと再び小滝が連続。


鈍った体にちょうどいい難易度。


この滝は右から登る。この上で500m二俣を誤って右に入ってしまったことに気づく。


進路を修正し左俣へ。倒木が多く少し荒れ気味。


600m二俣を右へ。ここから谷の傾斜がかなりキツくなってくる。


そして登れない10m級の連瀑にぶつかる。


小さく巻こうとしたが、悪すぎたので少し戻ったところから高巻き。


沢に戻ると再びハングした登れない滝が出現。


ここは右岸から巻くが、そのまま沢に戻れなくなったので、このまま登山道を目指すことにする。


藪漕ぎ中から振り返る。


最後に斜面が緩くなるとようやく登山道に到着。
久しぶりの藪漕ぎで疲れたので、上権現堂山には目もくれず速攻下山開始。


1時間ほどで登山口に戻ってきた。

最後に林道を少し歩いて駐車場に帰還。
トレーニングは結構していたつもりだったが、久しぶりの山歩きで下半身筋肉痛。。
これからシーズン本番に向けてしっかり登りこんでいきたい。

コースタイム

駐車場8:00―入渓8:30―登山道11:30―駐車場12:40

装備

フェルトソール靴、30mロープ