上信越・越後の沢

五頭山塊 小倉沢ハゲ沢

五頭山塊入門の沢。お手軽半日コース。

安野川 小倉沢ハゲ沢 遡行記録

2020/5/28 日帰り 晴れ

メンバー:ケーシ、シュカ

遡行グレード:1級上

今年は雪が少ないとは言え、まだまだ5月末。標高のある所はどこもまだまだ雪が残っている。
ということで1000m未満の山塊の沢で足慣らし。今回選んだのは五頭!
自宅からだと片道2時間半(下道)とまぁまぁ遠いのだが、県内だとここら辺しか面白い場所が無さそうなので仕方ない。


駐車場から入渓地点に向かう。
キャンプ場脇の踏み後(ピンクテープ有り)を辿る。


20分ほどで入渓地点に到着。
ちなみに先程のキャンプ場からダイレクトに入渓することも可能だが、登れない滝が3つ程出てくるだけなので、面倒なら踏み後を利用して入渓した方が良い。


沢に降りる箇所にはご丁寧に階段が設置してあった。


仕度をして遡行開始。


癒しの渓相を進む。


最初の小滝。


左から少し水を被って登る。水が冷たい!


側壁が高くなると奥に8mCS滝が出現。
遠くから見ると登れるのかこれ?って感じだが、近づくと寒そうだけど何とか登れそう。


残置ロープがぶら下がっていたので、ありがたく使わせてもらう。
濡れる予定は無かったのにいきなり頭から水を被ってびしょ濡れになってしまった。


その後は小滝が連続。釜は意外と深い。


快適に越えていく。


この3段の滝は下段を右岸から上がり、残りは左岸を巻いていく。


とにかく小滝が連続。まだ寒いので少し遠慮して水から避けたところを登る。


この滝は左から。


特徴的なCS滝。中を潜って登る。


奥ノ朴木沢出合を過ぎると4mCS滝。ヌメヌメ。


ここから五連瀑。最下段は水流左から登る。


残りは左岸から巻いた。


しばらく平凡な渓相を挟むとハイライトの10m滝。左から快適に登れる。
ここを越えて少し進むと左岸に湧き水(沢)への顕著な道があるので、そこで遡行終了。


この日は平日だったが、登山道はすでに物凄い人の数。
山頂はかなり密になっていそうなので、PHせずに下山開始。


中々眺めの良い登山道だ。
地元ハイカーがたくさん訪れるのも頷ける。

快適な登山道歩きで登山口へ。ここから少し歩いて駐車場に戻った。
初五頭の沢だったが、標高は1000m満たないながらも谷は深く複雑に入り組んでいて、高巻きも結構悪そうに感じた。
下山は1時間くらいで終わるところが多いので、まさに新潟版、丹沢といった感じ。
シーズン初めはしばらくこの山域にお世話になりそうだ。

コースタイム

駐車場8:00―入渓点8:20―登山道11:30―駐車場13:00

装備

フェルトソール靴、30mロープ