谷川の沢入門ルート。
右俣を詰めるのが一般的だが、左俣のジジババスラブを登るルートも面白い!
湯檜曽川東黒沢 白毛門沢(ジジババスラブ) 遡行記録
2020/7/5 日帰り 曇り
メンバー:ケーシ、シュカ、他1名
遡行グレード:1級上
梅雨が始まってから新潟はずっと雨続きだったが、ようやく少し天気が持ちそうなので2週間ぶりの沢へ。
連日の豪雨により狙っていた沢が全く減水する気配が無いため、
急遽、同行者が行ったことがないという白毛門沢にルートを変更。
ケーシは8年ぶり、シュカは6年ぶりの再訪となる。
今回は一般的な右俣ではなく、前々から気になっていた左俣のジジババスラブを登ることにした。
白毛門岳の駐車場からスタート。
天気が悪いせいか日曜日なのにかなり車が少ない。
左岸の巻き道を使って入渓。
連日の雨でかなり増水している。
途中で2パーティ抜かしてハナゲの滝に到着。迫力が普段の10倍増し。
普段は水流近くを登れるが、今回はかなり危険を感じたので巻き気味に登った。
白毛門沢出合に到着。
普段は癒し渓なのだが、これでは全然癒されない(笑)
水量が多すぎて基本的に巻きばかり。
この奥の滝は右から登った。
10m滝は右岸から巻いた。
そしてハイライトのタラタラのセン。
ここは直登も出来るが、とても登れる状況ではないため右岸巻き。
その後もいくつか滝をかける。晴れていれば最高なんだけどなぁ…。
ヌメリに気を使いながら慎重に登る。
白毛門名物の大岩。ここ越えて少し歩くとco1200の二俣に到着。
二俣を左に入り、目的のジジババスラブを目指す。
しばらく平凡な沢を詰めていくと…。
いきなり視界が開けてジジ岩、ババ岩が姿を現す。中々素晴らしい景観!
スラブは登山道から見るよりも傾斜が緩く、各々好きな所を登って行く。
広大なスラブゾーンは意外と早く終了。細くなったスラブを詰めていく。
振り返ると絶景!綺麗にジジ岩、ババ岩間にスラブが続いていた。
水が完全に涸れると草付きが多くなるため、適当に登りやすいところを選んで高度を稼ぐ。
最後はほぼ藪漕ぎ無しで登山道に合流。
せっかくなので少し歩いて白毛門山頂に寄り、しばらく休憩。
あとはいつものルートを下り、お昼頃には活動を終了した。
白毛門岳にダイレクトに上がる右俣が一般的だが、左俣の方が景観が良くておすすめ。
コースタイム
駐車場6:50―白毛門沢出合7:30―タラタラのセン8:30―二俣9:20―登山道10:50―駐車場13:00
装備
フェルトソール靴(ケーシ)、ラバーソール靴(シュカ)、30mロープ