関西の沢

南紀 立間戸谷

立間戸谷は大滝をいくつもかける美渓!

70m屏風滝と60m牛鬼滝は見事。

最後は長いナメ歩きで子ノ泊山に詰めあがる。

熊野川水系 立間戸谷 遡行記録

2021/4/25 日帰り 晴れ

メンバー:シュカ、ケーシ

遡行グレード:2級上

道路通行止めにより前回断念した立間戸谷。
しかし、南紀の名渓の一つということでやはり諦めきれない…
ということで、山越えで入渓することに。

子ノ泊山の桐原登山口に車を置いて出発!
ハシゴを登って登山開始。小一時間程ひたすら登って行くと…

つい3日ぶり、2回目の子ノ泊山頂に到着!こんなにすぐに来ることになるとは。

しばらく立間戸谷沿いの登山道を下っていく。踏み跡は比較的分かりやすい。

一旦谷に下り、ナメを歩いていると、なんと前から人が!!
話を聞くと、普通に立間戸谷の入口あたりまで車で行けたそうだ。
山越えの苦労はなんだったのか…


気を取り直してひたすら入渓点を目指して下降。植林小屋のあたりで登山道は尾根へ上がる。

ちなみに、踏み跡を辿っていくと所々に白い看板が立っている。
右下にうっすら数字が書いてあり、なるべく飛ばさないように歩いたつもりだったが、6番あたりからよく分からなくなった。

最後は適当に沢に下りると、テンバ適地の河原に到着。ここが通常の入渓地点となる。
先ほどすれ違ったパーティは昨日ここで泊まっていたようだ。

アプローチの山越えですでにやりきった感があるが、ここから遡行開始。少し進むと二俣。
ナメ滝のかかる右俣が本流だが、屏風滝を見るために一旦左俣に進む。

しばらくゴーロを歩いていくと、70mの大滝、屏風滝が現れる。これは見事!
登れるらしいが、登った人曰く結構怖いらしい。10aくらいだとか…
沢で10aは確かにヤバイ。

屏風滝の正面にはこれまた見事な柱状節理の岩壁。
二俣から往復30分程度かかるが、見に行く価値は十分あり。

二俣に帰還。このナメ滝は右側から超える。残置ロープが多数設置されていた。

すぐに60m大滝、牛鬼滝がお目見え。こちらも見事な滝。


末広がりのナメ滝だ。水流右の緩いスラブを登って行く。

傾斜が立ってきたところでスラブから離れ、右から巻きに入った。
ロープを出せば落ち口へトラバースするルートもとれるようだ。

滝上はナメ床になっている。この辺の沢は大滝+ナメという構成が多い気がする。

美しい15mナメ滝。登れないので左岸から巻いた。


続いて30m滝。ここを遡行図を頼りに左岸から巻こうとしたが、岩壁に遮られルートが見いだせない。岩盤を避けるように登って行くが、ここで小一時間彷徨う…。

ズルズルの斜面を登り、先ほど下ってきた登山道に合流。結局、30m滝上から続く連瀑帯(おそらくこの沢のハイライト部分)をまるっと巻く、大高巻きになってしまった。

高巻きを終えると、先ほど下ってきたナメ床に戻ってきた。
山越えといい、大高巻きといい、なんだか徒労の一日。あ~疲れた…笑

ここから先はナメ天国。長~いナメに癒される。

いくつか小滝をはさみ、ひたすらナメ歩き。
このままナメを歩いていくと、ヤブ漕ぎなしで登山道に合流した。

本日2回目、計3回目の子ノ泊山頂。もうしばらく来なくていいかな~笑

後はせっせと来た道を戻って桐原登山口に下山。

高巻きミスでパッとしない遡行になってしまったが、屏風滝・牛鬼滝など見ごたえのある滝や、最後のナメ歩きなど良い沢だった。また機会があれば、今回見ることができなかった区間を見に、再訪するかもしれない。 

コースタイム

登山口8:00ー子ノ泊山頂9:00ー入渓点10:50ー屏風滝11:20ー牛鬼滝11:40ー30m滝12:00ー子ノ泊山頂14:10ー登山口15:00

装備

ラバーソール靴、30mロープ(未使用)