関西の沢

南紀 内鹿野谷

内鹿野谷は大滝とナメが魅力の美渓!

前半は大滝鑑賞、後半はナメ歩きを楽しめる。

白見山も登頂するとより充実!

南紀 高田川内鹿野谷 遡行記録

2021/4/18 日帰り 晴れ

メンバー:シュカ、ケーシ

遡行グレード:2級

前回の栂谷に続き、高田川の支流、内鹿野谷へ!
しばらくは温暖な南紀の沢を色々とめぐることにする。

駐車スペースで準備をしていると、ランニング中の男性に話しかけられた。この方も内鹿野谷を遡行するらしく、ウォーミングアップで朝ランをしていたとのこと。
やはり南紀は暖かいからか、この時期でも沢に入る人はそこそこいるようだ。

水車小屋跡から出発!看板の通り橋を渡り、しばらく探勝路を歩いていく。

探勝路は地形図には載っていないが、看板が所々に立っており、整備されている様子。ここには「内鹿野の一枚岩」という看板が立っていた。しばらく対岸のスラブを眺めながら進む。

こちらは「ズリ岩」。明治の末頃にずり落ちたらしい巨岩だ。

探勝路の終点、「ナマズ口の滝」は前日の大雨の影響で大迫力。結構な増水具合だ。

左岸の踏み跡を辿り落ち口へ。落ち口付近のへつりは結構ヌメルので気を使う。残置ロープあり。

滝上にはナメが広がる。苔むした岩が美しく、屋久島を彷彿とさせる渓相だ。

ご機嫌なナメ歩き。ラバーだと所々滑るので注意。

少し歩くと出合滝。ここも左岸の踏み跡を辿って巻いた。


溝のあるナメ。水量が多く、溝からあふれ出している!

連瀑帯に突入。10m滝、6m滝、40m一ッ落ノ滝、40m栂ノ戸滝と続けて大きな滝がかかる。全て左岸から巻いていく。


踏み跡を辿って巻いていくと、一ッ落ノ滝の脇に出る。続けて左岸から巻いていく。

高巻き途中に次の40m滝、栂ノ戸滝が見えた。滝下に行くのが面倒だったので、特に見に行かずに巻いてしまった。

巻き終わると綺麗なナメ滝がお出迎え。右岸から小さく巻き気味に越える。


続くナメ滝は左の水流沿いをスリップに注意しながら登る。普段は水が枯れていそうな枝沢も、なかなか見ごたえのある滝になっている。雨の翌日の特権!

連瀑帯が終わると、二俣までは平凡な渓相となる。石垣などの人工物や杉林を眺めながら歩いていく。かなり人の手が入っている印象の沢だが、水が綺麗!

Co520二俣を左に入ると、平凡な渓相から一転し、岩盤が発達した渓相へ。ここからナメの連続で楽しい区間だ!

各々好きな所を登って行く。ナメ歩きというよりナメ滝登りという感じで、楽しい!

次第に沢幅が細くなり、水流沿いはヌメリもきつくなってくる。このあたりで沢沿いに登って行くのが面倒になり、適当に尾根に上がる。

植林地の中をしばらく登って行くと、眺めの良い場所に飛び出した。白見山山頂手前の鞍部になっている場所のようだ。

白見山山頂には看板が設置されていた。山頂の展望はなく、先ほどの場所の方が眺めがよい。山頂からは南東方向へ伸びる尾根を下る。
踏み跡を辿って適当に下っていたら、途中で北東方面の尾根に乗ってしまった。少し登り返してルート復帰。最近GPSに頼ってしまい、マメにコンパスを見る習慣が無くなりつつあるので反省…。

十字路のコル(Co715の鞍部)から右俣方面へ下る。最初は踏み跡を辿っていたが、途中でよく分からなくなり、普通に沢を下った。特に困難な箇所はない。
Co520二俣のあたりで左岸に見えていた道を辿り、口高田へ。

小一時間程快適な山道を歩くと、地形図には載っていない林道に出る。林道を下り、更に小一時間程歩いて駐車スペースに戻った。

内鹿野谷は特に困難な箇所もなく、滝の巻きもわかりやすいので、シーズン初めの足慣らしに持って来いの沢だった。
遡行スピードや体力次第で、白見山まで行ってもいいし、二俣で遡行終了しても良いので、初心者を連れていくのにも良さそうだ。また、車が2台あれば、林道終点まで車を回しておくと下山が楽だ。
全体的にヌメるので、ラバーだと気を使う箇所が多い。快適なナメ歩きを楽しみたいならフェルトがいいかも。

コースタイム

駐車スペース7:20ーナマズ口の滝8:00ー一ッ落の滝8:40ー二俣9:40ー白見山10:50ー遡行終了11:50ー駐車スペース13:50

装備

ラバーソール靴(シュカ)、フェルトソール靴(ケーシ)、30mロープ(未使用)