水と戯れ、優美な景色に癒される沢旅が楽しめる。
ゴルジュ突破、泳ぎ、岩魚、焚火、景観美・・・
沢の良いところが凝縮されたイチオシの沢だ!
清津川 釜川右俣千倉沢 遡行記録
2017/9/5-6 1泊2日 晴のち曇り/雨
遡行グレード:3級
メンバー:シュカ、ケーシ、他3名
釜川沿いの林道ゲート前で前泊。
翌朝はゲート左側の踏み跡を辿り、釜川へ下りる。
写真だと分かりづらいが、実際に見ると明瞭。
10分程下ると取水施設の横に出る。
ここから遡行開始だ!
いきなり淵が出てくるが、左岸から簡単に巻ける。
せっかく淵を巻いたのに、その先の巨岩帯で結局泳ぐ羽目に・・・。笑
1時間ほどで二俣。右へ。
最初のCS滝。
泳げば左からもいけそうだったが、寒いので右からへつる。
細かくて意外と悪いが、残置ロープあり。
続くCS滝は右から巻いた。
夏真っ盛りだったら思いっきり泳ぎたいくらい綺麗。
とか言っていると、泳がざるを得ない場所が・・・
この時期はもう冷たい!
これだけ泳ぐとなると、ファイントラックのアンダーだけじゃ寒い。
上下ネオプレンで固めてくればよかった。
急に川幅が狭くなる。
釜川の最狭部だ!
つっぱりムーブで越えていく。
プチゴルジュを越えると、三つ釜の滝だ!
すばらしいナメ滝。なんとなく、桃洞沢を思い出すなぁ~
右から灌木帯まで行って、そこから落ち口へトラバースする。
細かいけどホールド・スタンスは十分。
2段目は左端から灌木を利用して登った。
振り返ると、両岸見事なスラブ!
滝の上で右からヤド沢が合流している。
向こうも面白いらしく、今度行きたいな~!
※2018年に行ってきました!
今回は左の千倉沢。
きらきら輝くナメ連瀑が美しい!
流れが穏やかで、景色が水面にうつる。
めっちゃ癒される~
細かいスタンスを拾ってへつる。
落ちてもドボンするだけだし、いい練習になる。
きれいなナメ滝~
近づくと意外とスタンス豊富でスタスタ歩けちゃう。
振り返ると、絶景!
深く丸い釜の連瀑が、どうやってできるのか不思議。
癒しの渓相から一転、ゴルジュっぽくなる。
確か左から巻いた。
次の滝は水流左から滝の方へへつる。
さほど難しくなく、綺麗に抜けられた。
次々と大き目の滝が出てきて面白い。
左からへつって突破。
そんなに難しいところもなくて快適。
まだまだ泳ぐ!
華麗なバタフライを披露してくれた。
12m滝は右岸から巻き。
傾斜があったので、一応ロープを出して登る。
その後も滝が出てくるが、簡単。
ところどころ泳ぎを交えつつ進む。
最後のアトラクション的な、水流潜りで突破する滝!
バンド状を伝って右から左へ移動し、その後直上して突破する。
グレーの雨具でわかりにくいが、ちょうどケーシが水流の裏にいる。
水流に叩き落されないようにするには、できるだけ壁に張り付くと楽。
ザックのウエストベルトもしっかり締めないと、持っていかれるので注意!
水流潜りの滝を越えると、テンバまですぐだ。
皆で仲良く最後の釜を泳ぐ・・・笑
三ノ沢橋に到着。橋の下で焚火宴会。
岩魚も泳いでおり、なんと、木の枝に針と糸を付けただけで釣れてしまった。
翌朝は予報通りの雨。
最後まで詰めあがらず、橋上の林道から帰ることにする。
最初は藪漕ぎだが、1時間ほどで道がよくなる。
下山が長く、3時間半ぐらいで駐車スペースに到着した。
コースタイム
1日目
6:45 駐車スペースー6:55 入渓ー7:50 二俣ー9:30 三つ釜の滝ー9:45 千倉沢ー12:55 三ノ沢橋、行動終了
2日目
7:10 三ノ沢橋ー10:50 駐車スペース
装備
ラバーソール靴、30mロープ、カム類(未使用)