登攀や泳ぎなどの要素が詰まった沢登りの総合力を試される沢。
夏の暑い日におすすめの一本!
清津川 釜川右俣ヤド沢 遡行記録
2016/6/27 日帰り 晴れ
遡行グレード:3級上
メンバー:ケーシ、他1名
今年は寡雪の年ということもあり、まだ6月末ではあるが新潟方面の沢に出向く。

駐車スペースから沢へ下降すると取水施設が出てくる。

最初の淵。泳がずに左岸から巻く。

巻き途中から沢を覗く。釣り師用のロープが残置されている。

二俣までは巨岩帯を縫うように進む。結構疲れる。

二俣に到着。ここは右俣へ。左俣もいつか行ってみたい。

右俣に入るとすぐに釜を持った滝が出現。
泳いで取り付くことも出来そうだが、
右側に残置ロープが設置されているので、ありがたく使わせてもらう。

CS滝は左岸から巻く。同行者、新品のカメラを紛失。

その後も滝と淵が連続して面白い。魚影も濃く、釣りで訪れても楽しいだろう。

鏡のような水面。本当に水がキレイ。

その先は深い淵となっており、泳いで右壁に取り付く。

気持ち良い!

再びゴルジュとなり、側壁が岩に覆われてくると…。

ハイライトの三ツ釜に到着。
写真では何度か見たことがあるが、実物は写真以上に美しい。

三ツ釜下段はリッジ部分を登り左へトラバース。

三ツ釜を上から。釜は底が見えないほど深い。

ヤド沢に入る。前半は癒しの渓相。

堰堤状の滝は左から登る。

ナメが美しい。

この滝は左岸から巻いた。

次のスダレ状15m滝は右側を登る。

階段状で難しくはないが、プロテクションが取りにくい+ヌメリが酷く嫌らしい。

次は20m滝。

左側の流水溝を登る。

ここも難しくはないが、高さがあるのでロープは出した方が良い。

8m滝は左岸巻き。

その後の三連瀑を越えていくと…。

50m大滝が出現。終盤に来ても遡行者を飽きさせない。

直登は難しいので左岸巻き。小さめに巻いた方が良い。

50m滝上にはフィナーレ滝が厳しい遡行の終わりを告げる。
その後はダラダラと距離を稼ぎ、藪漕ぎ無しで林道に到着。
ここから駐車スペースに戻った。お手軽半日コースでした。
コースタイム
5:30駐車スペース―6:30二俣―8:00三ツ釜―10:30 50m大滝―12:00林道―13:30駐車スペース
装備
フェルトソール靴、50mロープ、カム
