深山幽谷の美渓。
泳ぎポイントもあるので、暖かくなってからの遡行がオススメ。
一ノ瀬川 大常木谷 遡行記録
2015/6/23-24 1泊2日 晴れのち雨/晴れ
メンバー:シュカ、ケーシ
遡行グレード:2級
青梅街道から一ノ瀬林道に入り、入渓点の目印の看板を探す。
「山火事防止」の看板のあたりから沢へ下りる。
踏み跡明瞭だが急なので注意。
一ノ瀬川を少し下降する。
大常木谷出合はなんだか薄暗い。
小滝をいくつか越えていくとゴルジュ状になる。
すぐに五間ノ滝8mがでてくる。
腰まで浸かってとりつき、水流右を問題なく上がる。
ゴルジュ内を進んでいくと、威圧的な大滝が現れる。
この千苦ノ滝は左から登っている記録がいくつかあるが、落ち口がかなり悪そう。
ここは大人しく高巻くことにする。
左岸に巻き道がついていて、しっかりロープも設置されていた。
千苦ノ滝を巻き終わると一旦沢が開けるが、すぐに再びゴルジュ状になる。
泳ぎスポットの山女魚淵。
意外と奥まで足がつき、思っていたより泳ぐ距離が短かった。
早川淵は泳いで水流右に取り付いて越えた。
へつっている途中でふと水中に目を凝らすと、なんと魚がウヨウヨしている!
竿を出してはみるものの、釣り初心者の我々は全く相手にされなかった・・・。
2段5m・7mの不動滝。
下段は右から簡単に登れる。
上段は少し高さがあるため、念のためロープを出した。
特別難しくは無かった。
不動滝を越えると沢が開けて穏やかな渓相になる。
もう大きい滝もない。
大常木林道が横切るあたりの会所小屋跡で遡行終了。
この後大雨になり、焚火できず。
翌朝、大常木林道から竜喰谷へ向かう。
橋が朽ちかけていたり、倒木の下をくぐったりと、そんなにいい道ではない。
通る人もあまりいないせいか、この辺りで熊にも遭遇した。
枝沢を下降し竜喰谷に降り立つ。
曲がり滝の手前に出た。
3つほど懸垂下降が必要な滝があったが、無事一ノ瀬川との出合に到着。
少し一ノ瀬川を登ったところから一ノ瀬林道に上がった。
コースタイム
1日目
大常木谷下降点7:40-大常木沢出合8:10-千苦ノ滝9:00-不動滝12:00-会所小屋跡13:30
2日目
会所小屋跡7:30ー竜喰谷下降点8:30-竜喰谷・一ノ瀬川出合11:00
装備
フェルトソール靴、30mロープ×2