東北の沢

虎毛山塊 三滝沢

東北の超癒し沢。

美しい紋様のナメが特徴的。

役内川ツブレ沢 三滝沢 遡行記録

2019/9/19 日帰り 曇り

メンバー:ケーシ、シュカ

遡行グレード:1級

9月は沢登り三昧の予定だったが、先日の早出川で痛めた怪我が長引き、しばらく沢に行けない日が続く。 ようやく歩けるくらいにはなってきたので、東北遠征も兼ねて秋田の虎毛山塊へ。

当初は春川ダイレクトクーロアール~虎毛沢下降の周回ルートを予定していたが、 当日も痛みが引かないので、急遽日帰りで反対側の三滝沢に向かうことにした。

駐車スペースで支度をしてスタート。平日だけあって誰もいない。

林道をしばらく辿るが、中々の崩壊具合なので途中で沢に降りる。

ゴーロ歩きを終えるとようやく滝が出てくる。 泳いだら取り付けそうだが、寒いので左岸より高巻く。

2つ目の滝は左から越える。

滝上は美しいナメが広がる。

そしてこの山域の名物?亀甲紋様のナメが出現。

三滝沢出合に到着。左に入る。

すぐにF1が登場。

直登しようと試みるが、上部が意外と悪い。 ここはクライムダウンして、少し戻ったところから巻く。

巻き終えて沢に戻ると舗装道路のようなナメが広がる。

が、すぐに土砂と倒木に埋め尽くされる。 度重なる水害で渓相は大きく変わってしまったようだ。

綺麗にスプーンカットされたナメ。 ラバーソールがよく効く。

再び舗装道路のようなナメ。

癒しの要素しかない。

赤い亀甲紋様のナメが美しい。自然が創り出すアート。

後半もずっとナメ。 沢の屈曲点付近で熊に遭遇したが、向こうから逃げてくれて助かった。

源頭部付近。倒木が詰まり歩きにくい。 また水が鉄臭く、とても不味かった。

沢型を忠実に辿り、詰めて行くと少しの藪漕ぎで登山道へ。

下山は登山道が付いている湯ノ又沢を下降する。 沢靴なら途中で沢に降りた方が楽かも?

登山口に到着。ここから道路を歩いて駐車スペースへ。

コースタイム

駐車スペース9:00―三滝沢出合10:00―登山道12:30―駐車スペース14:30

装備

ラバーソール靴、30mロープ