奥秩父の沢

奥秩父 竜喰谷

竜喰谷

綺麗な滝がいくつもかかる、見てよし、登ってよしの沢。

積極的に水と戯れつつ登るとより楽しい。

全ての滝は登れて巻き道もバッチリあるため、初心者から幅広く楽しめる。

多摩川水系 一ノ瀬川 竜喰谷 遡行記録

2018/06/05 晴れ 日帰り

遡行グレード:1級上

メンバー:シュカ、他2名

道の駅たばやまで前泊。翌朝、車で一ノ瀬林道の石楠花橋あたりの駐車スペースへ移動。

一ノ瀬川竜喰谷出合滝林道から一ノ瀬川に降り、少し沢を下って竜喰谷へ。

最初の滝竜喰谷に入ってすぐに綺麗な幅広滝がむかえてくれる。右壁から越える。

 CS状左から。水流沿いでも一段上がっても登れる。

4mCS滝水流沿いはフリクション勝負。ヌメリに足をとられないよう注意。

ナメ木漏れ日に照らされてとても良い雰囲気。綺麗なナメ床をひたひた歩く。 

淵をもつ3m滝 精錬場ノ滝は釣り師がいたため今回は巻いた。その先の3m程の滝は腰までつかって左から上がった。

下駄小屋ノ滝 下駄小屋ノ滝は左壁を登る。階段状だがすべりやすい。

下駄小屋の滝上部が特にスリップ注意。入渓者が多いのか、しっかりと残置スリングが設置されている。

10mナメ滝 末広がりの10mナメ滝。左からも水流内も登れる。

癒し渓 再びきれいなナメ床に癒される~。滝場とナメ床が交互に出てきて、緩急があって飽きさせない。

曲り滝核心とされる曲り滝。水流右から登攀。右岸から巻くこともできる。

曲り滝登攀登攀中。残置ハーケンも所々に打たれていたが、上の方は無かったのでカムで支点をとった。難しくはないが高度感はある。

曲り滝上からフォロー。上部は水しぶきを浴びながらの登りになる。

小滝 曲り滝を越えると、手ごろな小滝が続く。

ナメ小滝 中ノ平沢手前の幅広ナメ滝。

5m 右壁から簡単に登れるが、敢えて水流沿いを攻める!ヌメっていてちょっと悪い。

8m

スダレ状の滝。木漏れ日に照らされて、神秘的な装いになっている。

シャワークライム 滝のまんなかを水を浴びながら突破する!

8m倒木の立てかかった滝。左壁を登るがホールドが細かい。

4mCS滝

CS滝が次々と出てくると竜喰谷も終盤。

2条4mCS滝 次の2条4mCS滝は、右の水流内を水圧に負けないように突破。

CS滝シャワークライム水に打たれながらだと、いいホールドがあっても結構這い上がるのが大変。

つっぱりムーブ

つっぱりムーブを駆使して突破。このへんの滝は敢えて水に入らなくても小さく巻ける。

源頭部が近い 水量がようやく減ってきて、終わりの雰囲気だ。

 右岸がザレている。ここの崩壊地をすこし行ったところで右から井戸沢が入る。

オオミズアオきれいなモスラみたいな虫が、今にも水に流されそうな感じで小枝にとまっていた。オオミズアオというらしい。はじめてみた!

大常木林道大常木林道が横切る地点で遡行終了。橋が架かっているので、通り過ぎることはないだろう。

二ノ瀬そのまま歩きやすい大常木林道を下り、二ノ瀬に下山した。

コースタイム

7:30 入渓ー8:45 曲り滝ー9:30 曲り滝上ー11:45 大常木林道横断点ー13:00 下山

装備

フェルトソール靴、30mロープ、カム類