森吉の定番コース、桃洞沢～赤水沢に中ノ又沢を加えた欲張りルート。
行程の8割がナメ歩きの超絶癒し系！
桃洞沢～中ノ又沢～赤水沢 遡行記録
2022/7/31 日帰り 晴れ
メンバー：ケーシ、シュカ、他1名
遡行グレード：2級
東北遠征最終日は桃洞沢～赤水沢下降に中ノ又沢を加えた贅沢日帰り周回コースへ。
桃洞沢は7年前に遡行済みだが、既に沢の記憶はどこへやら…。
久しぶりの再訪に胸が高鳴る。中ノ又沢もとても楽しみだ。
早朝、若干昨日の疲れを残しつつも出発。しばらく登山道歩き。
30分程でまずはこのルートの前菜である桃洞沢に入渓。幅広いナメが素晴らしい。
こんな感じだったかなーと思い出しながら歩いて行くと…。
桃洞滝に到着。女性的な美しいお姿。
右側にマタギステップがあるので簡単に登れる。
滝上には無数のポットホール（甌穴）が。この辺の渓相は本州の沢の中でも一際別格な感じがする。
穏やかなナメを進む。小又峡で浄化された心体がさらに浄化されてしまう。。
車が走れそうです。
天国のナメロード。
大きめの滝①は左のマタギステップを使って越える。
大きめの滝②は右の残置を頼りに登る。二段になっていて上段にはマタギステップがある。
昔は左から登った気がするけど思い出せない。
大きめの滝を二つ越えると日が差してきた！映えますね～
途中から赤水沢への周回コースを外れ、二俣を右へ。
こちらもナメが無限に続く。
あまりにもフラットなので走ってみる。
地形図上のco808ピーク上の沢に入って、シシアナトヤバ沢へ。
ナメを下って行くと…。
中ノ又沢との合流地点が見えてきた！
出合は急なナメ滝になっているが、藪を上手く使って降りられた。
中ノ又沢に到着。ここも素晴らしいナメが続く。テンション爆上がり！！
安ノ滝落ち口まで降りてみる。
スゴイ景観だ。
安ノ滝落ち口付近に到着。この滝は90mもあるそうだ。
しばらく休憩して遡行開始。
メインディッシュの中ノ又沢も素晴らしい渓相だ！
言葉にならない美しさ。
無数に現れるポットホール。
美しい曲線を描く長いポットホールが多かった。
彫刻のような美しいゴルジュ。
ナメが終わらない。マジで全部が見所。
ここは濡れるのを嫌って右から巻いた。
トラロープが設置してあった。釣り師が結構入るのかな？
まだまだナメは続く。
関東にこんな沢があったら週末は渋滞が出来るであろう。
二俣を過ぎると少し規模は小さくなるが、まだまだナメが出てくる。
やっとナメが終わって河原に変化。小川みたいな感じだが、魚がうじゃうじゃいた。
ここから迷路のようなグネグネ沢を登って反対の赤水沢へ。
赤水沢もずっとナメ。
この周回プランのデザートとも言える赤水沢。
今回で下降は3回目だが、この渓相は何回来ても全然飽きない。
フリクションを効かせてトコトコ下って行く。
ずっとナメばかり歩いているおかげか、結構長い距離を歩いているはずなのに全然疲れが来ない。
ウサギ滝は懸垂下降。
その後も景観を楽しみながらお腹一杯になって下山。
ちょっと長すぎないか？と行く前は思っていたが、内容が良すぎてあっという間に終わってしまった。。
素敵な周回プランを提案してくれたpomに感謝。
小又峡を含め、二日間お疲れ様でした！またイイところ行きましょう！
コースタイム
駐車場6:00―入渓6:40―中ノ又沢8:30―赤水沢11:00―駐車場14:00
装備
ラバーソール靴、40mロープ
