関西の沢

南紀 滝本本谷

名瀑・宝竜滝をはじめ、数多くの名のある滝を連ねる沢。

隣の北谷と周回するとより充実!

小口川 滝本本谷 遡行記録

2021/4/20 日帰り 晴れ

メンバー:ケーシ、シュカ

遡行グレード:2級

滝本北谷の翌日はお隣の滝本本谷へ。
北谷と同様、滝とナメが続く美渓らしい。


起点となる駐車スペースから少し歩くと宝竜滝への看板が出てくる。
案内に従ってアプローチ。


10分程歩いて滝に向かう。


宝竜滝に到着。スゴイ迫力だ。
この辺では那智の滝に次ぐ、落差の大滝らしい。


登れないので左岸から巻いて行く。
メジャーな沢なので、巻きは簡単だろうと思っていたが、
道を間違えたのかグズグズの悪い場所を登るハメになった。
南紀の沢を何本か登ってみて思ったが、踏み跡が錯綜していたり、謎のテープがあったりと判断を鈍らせる誘惑が多い。自分の沢感を信じて巻くのが良さそうだ。


宝竜滝は2段になっているが、まとめて巻いてしまい上段は見られず。
途中から明瞭な巻き道に合流し、一気に滝上に出てしまった。


上段落ち口から下を覗く。上手く巻くと下段の落ち口に出られるようだ。


いきなり出鼻をくじかれた感があるが、気を取り直して遡行開始。
しばらくゴーロを歩くと白い水流を纏った美しいナメ滝。
観察したが、登れそうに見えず左岸巻き。


ナメ滝が連続する。途中から沢に降りてみる。


1つは登れたものの、次のナメ滝が登れず左岸巻き。
滝は登れないものが多いが、渓相が良くて巻きもあまり苦にならない。


ナメ滝ゾーンを越えると堰堤が出てくる。
下山で使う巡視路はどうやらここに続いているようだ。


堰堤を越えて河原を挟むと奥コッペ滝。
物凄い水量で直登は出来ないので右岸から巻き気味に登る。


奥コッペ滝上はナメが広がる。水流に足を取られないよう慎重に登る。


さらに上には極上のナメ。周りのコケと水流が調和してとても美しい。


ナメゾーンが終わると一旦巨岩歩き。
北谷に比べると少しゴーロや巨岩帯が多い気がする。


しばらく歩くと燈明滝。右から登れそうだったが、左岸巻きで簡単に落ち口へ。


次は白滝。その名の通り、水流が滝を覆う圧巻の景観だ。


小さく巻きながら滝に近づいてみるが…。
上部は瀑水ナメ床になっており、ハマったら滝下まで飛ばされそうだったので、そのまま端っこを巻いて行く。


再び巨岩帯を進むと奥にナメラゴの滝が現れる。
右岸から巻いて滝上へ。


滝上はナメが続く。


一通りナメを満喫した後は、ナメラゴの滝上に戻って下山することに。


滝上からは巡視路?が続いている。
これを利用して下山して行くが…。


途中で道が完全に無くなる。
仕方なく鹿柵に沿って昨日歩いた尾根を目指すことに。


無事に尾根に乗ってあっという間に巡視路に戻って来た。
ここから整備された道を進んで下山。

昼頃には駐車スペースに到着。

今回はナメラゴの滝上で遡行を打ち切ったが、通常はボタバ谷出合の巡視路があるところまで遡行する人が多いようだ。
上部もナメが断続的に出てくるようなので、時間と体力に余力があれば上まで行くと充実すると思う。
単体だと数時間で遡行が終わるので、北谷と周回して、静閑瀞を下降すると面白いようだ。

コースタイム

駐車スペース9:15―宝竜滝9:30―燈明滝11:10―ナメラゴの滝11:50―駐車スペース13:00

装備

フェルトソール靴、30mロープ